【乾燥肌の原因と対策】肌トラブルになる前に乾燥肌を改善しよう!

乾燥肌になりやすいという人は少なくありません。

しかし、実は気付かない内に水から乾燥肌を促進させてしまっていたというケースも大いにあります。

肌が乾燥すると、肌トラブルを引き起こしたり、シワが増えたりとデメリットばかりですので、乾燥肌に悩まされている人は今日からでもここで紹介する乾燥肌の対策やスキンケアの方法を実践してみてください。

乾燥しやすい人でもしっかりと対策を取ることで、潤いのある理想のお肌は作れます。

今回は、乾燥肌の原因や、乾燥肌を対策さうる方法についてご紹介します。

【乾燥肌の原因】乾燥肌の症状に気づこう!

【乾燥肌の原因】乾燥肌の症状に気づこう!
乾燥肌といっても症状は1つではありません。

そこで乾燥肌の代表的な症状を紹介します。

  • 肌がカサカサする
  • シワやひび割れができる
  • 肌がつっぱる
  • 化粧ののりが悪い
  • 肌に白い粉のようなものがふく
  • 肌がピリピリする
  • 肌がポロポロと剥がれる
  • ニキビや吹き出物がよくできる
  • 肌がかゆい>

この内、1つでも当てはまるものがあれば、乾燥肌の疑いがあります。

通常の場合、肌は適度な皮脂によって肌の水分量を保っていますが、外的・内的影響を受けることにより肌の表面が乾燥し、肌のバリア機能が低下します。

その結果、上記に挙げたこれらの症状が見られます。

【乾燥肌の原因】乾燥肌になる仕組みを知ろう!

【乾燥肌の原因】乾燥肌になる仕組みを知ろう!
乾燥肌になる最大の原因は、肌細胞のバリア機能が低下して水分を保持する能力が下がることです。

肌の表面の最も外側には角質層があります。

そして、角質層の中にはセラミドや、コレステロールなどの細胞間脂質と角質細胞があり、これらが正常に機能することで乾燥や外敵から肌を守っています。

しかし、肌を守る細胞間脂質や角質細胞が、空気の乾燥や紫外線などによる外的要因や、加齢、生活習慣の乱れ、ストレスなどが原因で減ると、肌が乾燥したり肌トラブルを起こします。

例えば、細胞間脂質は肌細胞の隙間を埋める役割を持っているので、細胞間の脂質が減少すると水分は蒸発しやすくなります。

このような状態が続いて、どんどん肌が乾燥していくというのが乾燥肌になる仕組みです。

【乾燥肌の原因】乾燥肌を進行させる6つの原因

【乾燥肌の原因】乾燥肌を進行させる6つの原因

【乾燥肌の原因】間違ったスキンケア

乾燥を防ぐために化粧水を頻繁に使う方もいらっしゃいますが、化粧水だけでは逆効果です。

化粧水は肌に水分を補給するのと同時に肌を柔らかくする成分が含まれていますが、油分はほとんど含まれていません。

そのため、化粧水を肌に塗ってそのままにしておくと、化粧水だけでなく肌にもともとあった水分も蒸発します。

その結果、肌の乾燥は余計に進みます。

他にも、入浴時の誤ったスキンケアも原因となります。

例えば、肌の洗いすぎは肌の油分も一緒に落とすので、乾燥を招きます。

また、42℃以上の熱いお湯に入浴するのも油分が流れ出るため、乾燥肌の原因となります。

【乾燥肌の原因】加齢による肌細胞の機能低下

加齢は乾燥肌の大きな原因の1つです。

肌に潤いを与える大切な成分にコラーゲンがあります。

コラーゲンは体内で作られる成分ですが、20代をピークにコラーゲンを作る細胞の機能が低下して分泌量は減少していきます。

その結果、肌は潤いを保てなくなるので、乾燥します。

また、加齢によって肌細胞の機能が低下すると、ターンオーバーも適切にできなくなります。

ターンオーバーとは新しく元気な肌を生み出して、古くなった細胞を排出する作用のことです。

つまり、ターンオーバーが適切にできなければ肌のバリア機能が低くなるので、乾燥しやすくなります。

【乾燥肌の原因】栄養不足

【乾燥肌の原因】栄養不足
食事で摂取する栄養は肌の健康を保つ役割があるので、ダイエットによる食事制限も乾燥肌の原因です。

例えば、ビタミンB2は粘膜や皮膚を健康に保つ役割があるので、不足すると肌のバリア機能が低下します。

また、ビタミンCはコラーゲンの合成を助ける働きがあるので、不足すると肌の機能低下を招いて乾燥肌になります。

ビタミンの他にも、タンパク質や脂質、ミネラルなどの成分は肌を作る重要な役割があり、どれか1つでも不足すると肌のターンオーバーが適切にできず、これもまた乾燥肌を招きます。

【乾燥肌の原因】ストレス

【乾燥肌の原因】ストレス
ストレスは万病の素ですが、乾燥肌にも影響を与えます。

ストレスを感じると消化器官の働きが低下し、特に栄養を吸収する役割がある腸の機能が低下すると、食事をしたとしても必要な栄養が吸収されなくなります。

すると、肌に充分な栄養が供給されないので、肌細胞の機能が低下する原因となります。

栄養が不足すると傷ついた肌の修復や再生ができなくなるので、肌のバリア機能が低下して乾燥肌になります。

【乾燥肌の原因】紫外線

【乾燥肌の原因】紫外線
紫外線はシミやシワの原因になることで有名ですが、乾燥肌にも影響を与えます。

紫外線を肌に受けると角質層が傷つけられます。

角質層は肌をバリアする役割があるので、バリア機能が低下します。

すると、水分を保てなくなるので、肌から潤いが失われていき乾燥します。

【乾燥肌の原因】空気の乾燥

【乾燥肌の原因】空気の乾燥
エアコンがついている部屋や空気が乾燥した環境に長くいると、肌の水分は蒸発していき、お肌の水分が少なくなるため、乾燥肌になります。

【乾燥肌の対策】乾燥肌の5つの対策方法を知ろう!

【乾燥肌の対策】乾燥肌の5つの対策方法を知ろう!
ここでは、乾燥肌になってしまった時の対策方法をご紹介します。

乾燥しやすい人でもしっかりと対策を取ることで潤いのある理想のお肌は作れますので、早速実践してみましょう。

【乾燥肌の対策】化粧水の重ね付け

乾燥肌の対策としては、化粧水がありますが、潤いタイプの化粧水を使っていても使用する量が少なすぎたり、使用方法を間違えていると効果が半減し、むしろ乾燥を招くことにもなります。

特に乾燥肌が気になっている人には、化粧水の重ね付けがオススメです。

乾燥肌の人は、コットンで化粧水を付けるよりも手のひらで付ける方が、余計な潤いを拭きとってしまわずにすみます。

一度だけだと顔すみずみまで化粧水をしみこませられないので、3回くらいを目安に、たっぷりと乾燥が気になるところを重点的に付けていきましょう。

この際、乾いていない状態で繰り返してかまいません。

最後に必ず、乳液や美容液で水分が蒸発しないように閉じ込めましょう。

【乾燥肌の対策】洗顔方法を変える

【乾燥肌の対策】洗顔方法を変える
シャワーなどを利用して、熱いお湯でゴシゴシと顔をこする洗顔の仕方は、乾燥肌の人には合っていません。

熱いお湯で洗顔をすると、洗顔料に含まれる潤い成分まできれいさっぱり流れてしまいます。

そうならないように、乾燥肌の人は洗顔をする時は、ぬるま湯を使用しましょう。

【乾燥肌のための洗顔方法】

1

ぬるま湯を顔に付けてささっと洗う

これは、肌に付いたほこりや汗を最初に流すためです。

2

洗顔料を泡立てる

モコモコの泡で洗うことが大切ですが、粟泡立てネットが面倒という方は、泡で出てくるポンプ式タイプの洗顔料がオススメです。

3

泡で顔を包み込むようにして洗う

ゴシゴシこすりすぎないように、優しくていねいに顔全体に泡を行き渡らせます。そして、またぬるま湯を使って泡を落とす。タオルで顔をポンポンと押さえるように拭いて完了です。

洗顔後はとても乾燥している状態なので、一刻も早く化粧水を付けましょう。

洗面台に化粧水も常備しておくとすぐに付けられて、潤いを保てます。

【乾燥肌の対策】食べ物を意識する

【乾燥肌の対策】食べ物を意識する
乾燥に良いとされる食べ物はたくさんありますが、特に効果の高い食べ物がきくらげです。

水をたくさん吸って保水性を保つ役割を持つ、乾燥肌にはもってこいの食材です。

食べるのにも、乾燥したきくらげをたっぷりの水に付けて戻してから、料理に入れるだけなのでとても手軽です。

きくらげは味がしないので、どんな料理に入れても邪魔をしません。

大量に水で戻してから、小分けにして冷凍しておくと、すぐに使えて便利です。

【乾燥肌の対策】化粧水を持ち運ぶ

【乾燥肌の対策】化粧水を持ち運ぶ
外出先やオフィス、学校で「なんか肌が乾燥してきたような…。」と言う時にすぐにできる乾燥肌対策についてご紹介します。

それは、乾燥が気になってきたらすぐにミストタイプの化粧水を付けることです。

ミストタイプのものを持っていなくても、いつも使用している化粧水をスプレーボトルに詰めかえればOKです。

メイクの上からでもシュッと一吹きすれば、肌細胞に化粧水の潤い成分が行き渡り、潤いが復活します。

注意しておかなければならないのは、ここでの化粧水にビタミンCが入っていないことを確認することです。

日中にビタミンCを顔に乗せてしまうと、日に当たった時にシミやそばかすの原因となるので気を付けましょう。

【乾燥肌の対策】ボディーの乾燥対策

【乾燥肌の対策】ボディーの乾燥対策
顔だけではなく、ボディも乾燥する人も多くいます。

ボディの乾燥もしっかりと対策をして、全身うるうるのボディを目指しましょう。

体を洗う時に乾燥肌の場合は、ボディタオルを使わないで洗うことがおすすめです。

ボディタオルでゴシゴシこすると、肌に必要な潤いまで落ちます。

体の乾燥も気になるという人は、泡立てたせっけんを使用して手で優しく肌をなでるようにして洗いましょう。

また、石鹸は液体タイプのボディソープよりも固形せっけんのほうが必要な潤いを残してくれます。

お風呂から出たら、顔のお手入れと同様にすぐに保湿をしてください。

高価なボディクリームでなくても、ワセリンなど保湿効果が高いもので十分です。

乾燥肌は、コツコツお手入れをしていくことによってだんだん潤いを取り戻せますので、日々のケアを怠らないことが大切です。

【乾燥肌の対策】乾燥肌によるかゆみの症状をおさえる方法

【乾燥肌の対策】乾燥肌によるかゆみの症状をおさえる方法
肌が乾燥すると、肌がカサカサになり痒みを生じる場合があります。

その原因は様々ですが、いくつか「予防方法」があるので詳しく紹介します。

【乾燥肌の対策】ビタミンB類を摂取する

肌の乾燥予防には「ビタミンB群」を摂取することがおすすめです。

その理由は、ビタミンB群の摂取量が足りなくなると肌のターンオーバー機能が低下し、肌のバリア機能まで低下するためです。

ビタミンB群を摂取することで、肌のバリア機能の低下をおさえる事ができます。

【乾燥肌の対策】保湿クリームを塗り水分を閉じ込め

【乾燥肌の対策】保湿クリームを塗り水分を閉じ込め
肌が乾燥している場合は、「保湿クリーム」も塗るようにしましょう。

保湿クリームを塗ることで、水分を肌に閉じ込め蒸発を防ぐため、乾燥予防になります。

また、乾燥によって痒みの症状がある場合もクリームによっておさえられます。

乾燥肌が原因で肌トラブルを起こしやすくなる!

今回は、乾燥肌の原因や、乾燥肌を対策さうる方法についてご紹介しました。

乾燥肌が進行すると、敏感肌やアレルギー体質になって肌トラブルを起こしやすくなります。

乾燥肌になる原因はいくつもあるので、紹介した乾燥肌の症状が出てくれば注意するようにしましょう。

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ゲップが多いなら注意!ゲップが多い人の「原因」と「考えられる病気」

咳やくしゃみと違い「あまりいいイメージがないゲップ」ですが、なぜ人はゲップが出るのでしょうか?

このゲップを引き起こす主な原因は、日常生活によるものと、病気によるものの2種類あります。

そこで今回は、ゲップの回数が人よりも多いと感じている人にゲップの原因や、ゲップを対策する方法についてご紹介します。

【ゲップの原因】ゲップはなぜ出るの?ゲップの原因は?

【ゲップの原因】ゲップはなぜ出るの?ゲップの原因は?
簡単に言うとゲップは胃の中に溜まった空気を口から吐き出す作業で、炭酸飲料を飲んだ後や、たくさん食べた後などによく出ます。

これは、飲んだり食べたりした時に空気を一緒に飲み込んでいることが原因です。

お酒などアルコール類を摂取した時や、早食いはより多く余分な空気を飲み込んでいます。

飲食時の他にも、会話をしたり呼吸をする時でさえも空気は口から取り込まれ、胃で一度止まります。

この時、ある程度の空気は体に吸収されていきますが、吸収しきれなかった空気は胃に留まったままの状態です。

状況が長く続くと、胃に負担がかかってくるので、体が外に空気を逆流させ、外へ送り出そうとします。

この作業が「ゲップ」と呼ばれ、口から取り込まれた空気の量や、胃にたまっている空気が多ければ多いほどゲップの回数も多くなります。

【ゲップの我慢】ゲップの出すぎはよくない?1日の平均回数

【ゲップの我慢】ゲップの出すぎはよくない?1日の平均回

一般的なゲップの回数は、成人の場合1日あたり平均で13回~15回です。

もし1日あたり20回を超えるほどゲップが出ているのであれば、回数が多いと思っていいでしょう。

食べたものは、食道を通り胃にたどり着きます。
食道から胃までの間には噴門(ふんもん)と呼ばれる、胃液が食道へ逆流しないようにする器官があります。

通常、噴門は「下部食道括約筋」と呼ばれる筋肉の働きによって閉じています。

ですが、必要以上にたくさんの空気が胃に流れ込むと、下部食道括約筋が緩み噴門が開きます。

すると、噴門で抑えられていた空気が逆流しゲップが出ます。

また、食事の時に食べ物と一緒に体に入った空気や、食べたものを消化する時に発生するガスが胃に溜まるので、食後は特に出やすくなります。

場所によっては出す事をためらうゲップですが、ゲップには体内に溜まったガスや、空気を外へ送り出すという大事な役割があります。

ゲップを我慢することはあまりよくありませんが、かといって出すぎるものよくありません。

【ゲップの原因】ゲップが多いのは日常生活の行動が原因?

【ゲップの原因】ゲップが多いのは日常生活の行動が原因?

生理現象であるゲップですが、日常生活の行動で出やすくなることがあります。

  • 鼻呼吸より口呼吸の方が多い
  • 早食いをする
  • 早口で話す

これらの3つの行動は、空気を口からたくさん吸い込み、胃に空気を溜まりやすくします。

その分体が多く空気を体外に出そうとするため自然にゲップの回数は増えます。

【ゲップの原因】歯をかみしめる癖がある人はゲップが増える

「歯をかみしめる癖がある」という人もゲップの回数が多い傾向にあります。

歯を食いしばると唾液が分泌されやすく、唾液を飲み込むタイミングで一緒にたくさんの空気を飲み込んでいるためです。

歯をよく食いしばる人の多くは不安感や緊張感などでストレスが溜まっている人が多く、ストレスはあらゆる面で、体によくない影響を与えていることが分かります。

【ゲップの原因】食生活の乱れはゲップの回数が増える

暴飲暴食や間食などの食生活の乱れもゲップの原因の1つです。
特に、スナック菓子や肉類、揚げ物類の様に脂質とたんぱく質が多い食事は消化しにくく、胃に負担をかけます。

また、刺激が強いアルコール、コーヒー、たばこ、炭酸飲料、辛いものも胃液の分泌を増やし、胃に負担をかけます。

他にも、大食い、早食い、まとめ食いはよくありません。
食事はしっかりと噛み、ゆっくり時間をかけて適度な量を食べことをおすすめします。

【ゲップの原因】ゲップの回数を減らす3つの食生活ポイント

【脂っこいものを控える】
脂肪やたんぱく質を消化するために、胃は多くの胃酸を分泌するが、消化に時間がかかるため胃に負担がかります。

【刺激物を控えるようにする】
辛いものやカフェインを多く含むもの、またアルコールや炭酸飲料といった胃に負担がかかるものは胃の活動を妨げます。

【暴飲暴食をしない】
暴飲暴食をしないようにしましょう。

【ゲップの回数】生活習慣で心がけてゲップを減らそう!

【ゲップの回数】生活習慣で心がけてゲップを減らそう!
ゲップの回数が多くて困っている時には、第一にストレスを溜めないことが大切です。

ドライブや旅行、手軽にできるものだと散歩やカラオケ、映画や音楽鑑賞などはいかかでしょうか?

生活リズムの見直しも大切です。睡眠時間や睡眠の質も重要です。
最低でも6時間は寝るようにしましょう。

そして、朝昼晩の3食をきちんと取り、決まった時間に起き、決まった時間に寝るよう心がけましょう。

たばこはゲップだけではなく、様々な事に悪影響を及ぼすので、たばこも控えた方がいいでしょう。
どうしても難しい場合は、まず本数を減らすことを心がけましょう。

【ゲップの止め方】ゲップを我慢したい時にゲップを止める方法

【ゲップの止め方】ゲップを我慢したい時にゲップを止める方法
ゲップは下品なイメージがあるため、人前でするには気が引けますよね?

場面によっては「ここで出たら最悪!」という時もあると思います。

ゲップが出そうな時に試して欲しい、ゲップを止める3つの方法を紹介します。

【ゲップの止め方】唾液を飲んで止める方法

唾液と一緒に出そうなゲップを飲み込みます。ただ、空気を飲まないようにする必要があるので少しコツが必要になります。

【ゲップの止め方】鼻から抜く方法

口から出ると音が気になってしまうゲップですが、鼻から抜けば音がすることはないので安心です。

【ゲップの止め方】顎を引き抑える方法

顎を引いて下を向くと気道が狭くなるため、気道を通って口から出るゲップを抑える効果があります。

ただ、ゲップは体にとって必要なものなので、何度も止めるのはよくありません。いざという時だけ試してみることをオススメします。

【ゲップは病気?】ゲップが頻繁に出る時に考えられる病気

【ゲップは病気?】ゲップが頻繁に出る時に考えられる病気

これまでに、ゲップの原因は日常生活の中にも潜んでいるということを説明しましたが、あまりにもゲップの回数が人よりも多いと感じた場合、病気が潜んでいる可能性があります。

そこで、ゲップから考えられる病気について紹介します。

少しでも心当たりのある場合は、早期受診をするようにしましょう。

ゲップが頻繁に出る時に考えられる病気の「呑気症」

日本人の8人に1人と高い割合で見られ、20代~50代に多い症状です。
男性よりも女性に多い傾向にあります。

1日に20回以上げっぷが出るという人は、呑気症の可能性がありますので注意が必要です。

呑気症とは無意識のうちに空気を大量に飲み、胃や食道、腸などに必要以上に空気が溜まる病気で、ストレスが大きな原因になります。

呑気症の症状はゲップやおならが頻繁に出たり、お腹が張ったりするといったものがあります。

空気嚥下症とも呼ばれており、他にも生理不順、肩こり、耳鳴り、下痢など現れる症状は人によって様々です。

頻繁に出るゲップをおさえようとすると、さらにストレスが溜まり悪循環に陥りやすく、こまめにストレスを発散することが大切です。

  • 【呑気症の主な症状】

    ゲップ/便秘/下痢/肩こり/生理不順/耳鳴り…

ゲップが頻繁に出る時に考えられる病気の「逆流性食道炎」

逆流性食道炎は最近若い人にも増えてきている病気です。
食べたものがうまく消化されず、胃酸と一緒に食道に逆流し、その胃酸によって食道の粘膜の炎症が起きる病気です。

食後に胸やけがしたり、喉に酸味のあるゲップがこみあげてきたり、吐き気などが主な症状です。
胃に負担がかかる暴飲暴食やたばこ、アルコールなどが大きな原因です。

逆流性食道炎は放っておくと将来、食道がんになりうる可能性があるので早めの対処が必要になります。

胃の不快感があったり、上記の様な症状が長く続く場合は医療機関の受診をオススメします。

上記の症状よりも、もっとひどい症状に悩まされているひとは、すぐにでも医療機関をしてください。

ゲップが頻繁に出る時に考えられる病気の「慢性胃炎」

慢性胃炎は、日本人に多い病気と言われています。
慢性と名前につくだけあって長い間胃炎がている症状を指します。

主な原因としては、胃酸の分泌が増えることにより、ゲップや胃酸の分泌が多くなり、それが原因で胃粘膜が荒れる病気です。

最近ではピロリ菌との関連性もあるのではと研究が進められています。

逆流性胃腸炎と同様に放っておくと将来胃がん、胃潰瘍胃になる可能性もありますし、胃に穴が開「「胃ろう」になるケースもあります。

慢性胃炎は差し込むような強い胃痛や吐き気、胸やけに加え、血便や貧血などの怖い症状が現れる場合があります。

放っておくととても危険なのですぐにでも消化器内科や胃腸科、胃腸を診てくれる内科を早急に受診しましょう。

ゲップが頻繁に出る時に考えられる病気の「悪性腫瘍ポリープ」

悪性のポリープが気道にできてしまった場合は、気道が狭くなることにより、口や鼻から取り込んだ空気が肺まで届かなくなります。
加えて、空気が逆流してゲップが多くななります。

「呼吸がしづらい」今までは大丈夫だったのに「最近よく息切れがする」などの症状を感じた場合は、早急に医療機関を受診しましょう。

この場合、気管は呼吸器にあたるため、呼吸器内科や呼吸器の専門医がいる病院を受診しましょう。

ゲップ以外の症状が見られる時は早期受診しよう!

ゲップ以外の症状が見られる時は早期受診しよう!
今回は、ゲップの回数が人よりも多いと感じている人に、ゲップの原因や、ゲップを対策する方法についてご紹介しました。

ゲップが多いという理由で病院に行くのは、少し恥ずかしいと思う人が多いと思いますが、ゲップが病気のサインになっている場合もあります。

ゲップの回数が明らかに多い、すっぱいゲップが出る場合は体からのサインかもしれません。

また、ゲップに付随する血便、貧血、激しい痛みなど症状が重い場合は、必ず医療機関を受診してください。

病気は早期発見が非常に重要です。
放置すると、手が付けられないという事態にもなりかねません。

ゲップ以外の症状が見られる時は、早期受診しましょう。

インフルエンザは潜伏期間も他人にうつる!インフルエンザの潜伏期間の過ごし方

インフルエンザの病原体に感染してから症状が現れるまでの期間は約3日と言わています。

この潜伏期間にもインフルエンザの場合は感染力がすでにあるので、疑わしい症状が出た時には他人にうつさない対処が必要です。

この記事では、インフルエンザの潜伏期間に見られる症状や、潜伏期間の過ごし方や、またインフルエンザの感染を防ぐ方法について紹介します。

子供やご老人などと一緒に住んでいる人は特に参考にしてみてください。

【インフルエンザの潜伏期間】年齢や性別で個人差はある?

【インフルエンザの潜伏期間】年齢や性別で個人差はある?

潜伏期間とは、病原体に感染してから症状が現れるまでの期間のことです。

インフルエンザの潜伏期間は年齢や性別によって違いがあるのでしょうか?

答えは「NO」です。
潜伏期間の差はほとんどありません。

インフルエンザウイルスに感染すると、多くの人が1~3日ほどの潜伏期間の後に症状が現れ始めます。

ただし、免疫力が高い人や予防接種を受けている人は、感染しても症状がほとんど出ないこともあるので、感染したことに気づかない人もいます。

【インフルエンザの潜伏期間】症状は風邪に似てる!

【インフルエンザの潜伏期間】症状は風邪に似てる!

インフルエンザが発症する前兆になると次のような症状が現れます。
基本的に風邪と似たような症状が現れます。

時期 風邪の症状 インフルエンザの症状
発症前 喉に違和感がある 強い寒気
鼻がムズムズする 体がだるい
胃腸の調子が悪い
発症後 微熱 37℃~38℃ 高熱 38℃~40℃
頭痛 軽い 頭痛
関節痛
筋肉痛
強い
喉の痛み
咳/たん
軽い 咳/のどの痛み 強い
くしゃみ
鼻水
鼻づまり
ひき初めに出る くしゃみ
鼻水
鼻づまり
後から出てくる

 

しかし、風邪との大きな違いはインフルエンザの場合は、急激に強い症状が出るというところと全身に症状が現れるところです。

個人差はありますが、これらの前兆の症状が出て、ほぼ同時に高熱や関節痛などのインフルエンザの本格的な症状が現れはじめます。

インフルエンザが流行する11月~3月の寒い時期は、風邪っぽいかな?と思ったらまずインフルエンザを疑い外出を控えてください。

ただし、インフルエンザも型によって症状の出方が少し変わります。

A型の場合は38.0℃~40.0℃高熱や関節痛などがみられますが、B型の場合は37.0~38.0℃程度の発熱で高熱が出にくいとされています。

実際ただの風邪だと思い様子をみていたものの微熱と、体のだるさが続き病院行った時に検査をして貰ってB型インフルエンザと分かり驚く人もいます。

インフルエンザの特徴的な症状が現れなくても周りでインフルエンザが流行っている時は、病院で検査してもらうことをオススメします。

【インフルエンザの潜伏期間】感染力があるから注意しよう!

【インフルエンザの潜伏期間】感染力があるから注意しよう!

インフルエンザは感染力がとても高い病気で、症状が現れる1日前潜伏期間中にも感染力があるので注意が必要です。

特に小さな子供やお年寄りは、インフルエンザ脳症や肺炎など命に関わる合併症を起こすことがあるので一緒に住んでいる場合は、あなたがインフルエンザと診断される前のにも疑わしいと感じた時は、人との接触をなるべく避けるようにしましょう。

そして、ウイルス飛沫をなるべく抑えるマスクを装着して、感染率を下げるよう心がけてください。

このインフルエンザの潜伏期間でどれだけ早く適切な対応をするかで感染率をぐんっと下げることが可能です。

また、インフルエンザの診断が下りると、熱が下がってから2日間保育園や学校をお休みするように一定期間外出を禁止することが法律で決まっています。

これは、発症後1週間は熱が下がっていてもウイルスの感染力はまだ残っているからです。

【インフルエンザの潜伏期間】感染する前に予防対策しよう!

【インフルエンザの潜伏期間】感染する前に予防対策しよう!
インフルエンザの感染は、咳やくしゃみなどでウイルスが飛ぶことによる「飛沫感染」と、ドアノブなどに付着したウイルスが手などについてそこから口や鼻などの粘膜などから感染する「接触感染」があります。

インフルエンザの感染を予防することが一番大切ですが、感染した時に他人にうつさない為の対策もとても大切です。

【インフルエンザの潜伏期間】インフルエンザの予防接種を受けて感染を防ぐ!

インフルエンザはワクチン接種を受けることで、インフルエンザウイルスに対する抗体ができ発症しにくくなります。

予防接種を受けた後は2週間ほどで効果が出始め、5ヶ月くらい効果が続きます。

ただし、インフルエンザワクチンはその年に流行る型を予測して作られており、ワクチンとは違う型に感染することもあるので、予防接種だけでなくその他の予防法も必ず一緒に行ってください。

インフルエンザの予防接種は毎年10月頃から始まり、1歳~12歳までの子供は年2回(2~4週間の間隔を置いて2回目を接種)13歳以上は年1回接種します。

ただし、受験生や旅行や結婚式など大切な行事が控えている人は13歳以上でも2回接種することを勧めています。

【インフルエンザの潜伏期間】こまめに手を洗いしてウイルスを持ち込まない!

【インフルエンザの潜伏期間】こまめに手を洗いしてウイルスを持ち込まない!
手に付いたインフルエンザウイルスは洗い流すことで予防できます。

しかし、正しい洗い方をしないと感染予防にはならないので注意しましょう。

【正しい手の洗い方】

① 手を水で濡らして石鹸を手のひらにつけ、しっかりこすって泡立てる
② 手の甲をのばすようにこする
③ 指先や爪の先を手のひらにこすりつけるようにして洗う
④ 指の間を洗う
⑤ 親指と手のひらをねじるように洗う
⑥ 手首を洗う
⑦ 流水できれいに石鹸を洗い流す
⑧ 清潔なタオルやペーパータオルなどでしっかり水分をふき取る

という手順です。

全部で30秒ほどかかり「ぞうさん」の歌を2番まで歌うのと同じくらいの時間になります。

小さなお子さんは「ぞうさん」を歌いながら手洗いをすると楽しくできるのでオススメです。

【インフルエンザの潜伏期間】人ごみを避けて感染を防ぐ!

【インフルエンザの潜伏期間】人ごみを避けて感染を防ぐ!

インフルエンザが流行している時期に人が多い場所に行くとうつる確率が高くなります。

それこそ、中にはすでにインフルエンザの潜伏期間中の人もいるでしょう。

小さなお子さんやお年寄り、疲れがたまっている人、糖尿病などの基礎疾患がある人などは、なるべく人ごみを避けるようにしましょう。

どうしても人が多い場所に行かなければならない時は、マスクを付けたり、外出時間を短くするなどの対策しましょう。

【インフルエンザの潜伏期間】免疫力を付けて感染を防ぐ!

【インフルエンザの潜伏期間】免疫力を付けて感染を防ぐ!
体が弱っていると、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。

インフルエンザが流行る時期こそぐっすり眠って疲れが残らないようにし、バランスのいい食事を取って免疫力が落ちないようにしましょう。

【インフルエンザの潜伏期間】加湿でインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ!

【インフルエンザの潜伏期間】加湿でインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ!
インフルエンザウイルスは空気が乾燥した環境を好み、活発に増殖していきます。

逆に湿度が高くなるとウイルスの増殖力や感染力は低下していき、湿度が50%以上あればウイルスの生存率が3~5%にまで低下するので予防効果は抜群です。

冬はエアコンなどで空気が乾燥しやすくなるので、加湿器や濡れたタオルを干すなどして室内の湿度を50~60%に保つようにしましょう。

【インフルエンザの潜伏期間】まめなうがいで喉の乾燥を防ぐ!

【インフルエンザの潜伏期間】まめなうがいで喉の乾燥を防ぐ
以前までは、うがいは手洗いに並ぶ風邪やインフルエンザの有効な予防法と言われていました。

しかし、最近の研究結果では、うがいは予防効果があるのかどうかハッキリしないとされています。

インフルエンザウイルスは喉の粘膜に付くと数分~20分以内に洗い流さないと体内に入ってしまいます。

20分以内の外出ならうがいも有効かもしれませんが、学校や会社などの外出先で数分~20分おきにうがいをすることは難しいため、うがいで洗い流すよりマスクでウイルスの侵入を防ぐ方が有効です。

ただし、喉の粘膜が乾燥していると感染しやすいので、喉を潤すという意味ではうがいは有効と言えます。

【インフルエンザの潜伏期間】他人にうつさない対策も大切です!

【インフルエンザの潜伏期間】他人にうつさない対策も大切です!
インフルエンザの発症後1週間は感染力が残っており、発症してから3日目の感染力が一番強いとされています。

インフルエンザをうつさないようにする方法としては次のようなことが有効です。

  • 咳やくしゃみが出る時にはマスクをつける
  • ティッシュで口や鼻を押さえて人のいない方に顔を向けて咳する
  • 使ったティッシュはすぐに捨てる
  • こまめに手を洗う
  • インフルエンザと診断されたら外出しない

ウイルスは目に見えるものではないので、うつしたり貰ったりしないように普段から一人一人が気を付けるようにすることが大切です。

インフルエンザの疑いがある時の診察を受けるタイミングは?

インフルエンザの疑いがある時の診察を受けるタイミングは?
インフルエンザに感染したかもしれないと思ったら、必ず病院で診察を受けましょう。

インフルエンザは症状が出てから48時間以内に抗ウイルス薬を投与することで発熱期間が1~2日短くなりより早く回復します。

しかし、現在使われている検査キットだと、体内である程度ウイルスが増殖してからでないと正しく診断できず、潜伏期間や初期症状の段階ではインフルエンザかどうか確定はできません。

そのため医療機関では、発熱してから12時間後~48時間の間に検査を受けるように勧めています。

インフルエンザと診断されたら、お医者さんの指示のもと抗ウイルス薬を服用して自宅で安静にしておきましょう。

  • インフルエンザの検査は、発熱してから12時間後~48時間の間に受ける
  • 抗ウイルス薬を投与すると回復が早くなる

インフルエンザの潜伏期間中の過ごし方

インフルエンザの潜伏期間中の過ごし方
今回は、インフルエンザの潜伏期間に見られる症状や、潜伏期間の過ごし方や、またインフルエンザの感染を防ぐ方法について紹介しました。

インフルエンザの潜伏期間は1~3日間です。

そして、インフルエンザ発症前の1日前からは他人にうつしてしまう程度の感染力があります。

インフルエンザが流行している時期は、いつでも感染する可能性があると思いましょう。

普段から外出する時は必ずマスクを付けて、帰宅後や食事前などマスクを外す時を目安としてこまめに手洗いをするなど予防と対策を心がけましょう。

そうすることでインフルエンザの感染を最小に抑えられます。

【鼻水・鼻づまりを解消する方法】鼻水・鼻づまりに効くツボも知ろう!

春が近づいてくると気温が暖かくなりうれしいですが、花粉症の方は鼻水が止まらなくなり、つらい季節でもあります。

鼻水は鼻の中に付いた花粉を取り除くために出されますが、鼻水が止まらなければ、仕事や家事が集中して行えません。

そのため、花粉症の方にとっては、鼻水を止める方法は春の悩みの一つです。

鼻水を止める方法はいくつかありますが、どの方法を選べばいいか迷ってしまいます。

今回は、簡単に行える鼻水を止める方法であるツボ押しや、鼻づまりを解消するアロマケアについて紹介します。

【鼻水を止める】鼻水・鼻づまりが起こる原因とメカニズム

【鼻水を止める】鼻水・鼻づまりが起こる原因とメカニズム
鼻水・鼻づまりが起きる原因は多くありますが、多くの方が思い浮かべるのは、花粉症です。
春になるとスギ花粉がたくさん飛び、鼻の中に入ってしまいます。

すると、鼻の中にある細胞に花粉が付き、「サイトカイン」というたんぱく質を放出します。
この「サイトカイン」が血管や神経を刺激することにより、花粉症の症状である鼻水や鼻づまり、くしゃみが出るようになります。

鼻水は、血管が刺激され広がることにより、サラサラとした無色の止めることが難しい鼻水が出るようになります。

季節の変化や免疫力が下がることにより起こる、風邪も鼻水・鼻づまりの原因になります。

風邪はウイルスにより引き起こされますが、このウイルスを身体の外に出すために、鼻水が大量に出るのです。

しかし、鼻の中の粘膜が腫れてしまい、鼻水を鼻からうまく出せずに溜まってしまうと、蓄膿症になってしまいます。

蓄膿症は、ひどい鼻づまりを起こし、ドロッとした黄色い鼻水を出るのが特徴です。
風邪をひいたときにも黄色い鼻水が出ますが、これはウイルスが含まれているからです。

【鼻水を止める】鼻水や鼻づまりにはツボ押しが効果的

【鼻水を止める】鼻水や鼻づまりにはツボ押しが効果的
ツボ押しは、3000年以上前から中国で行われていた古代中国医学です。

東洋医学は医学的根拠が低いとされていましたが、最近ではツボ押しの根拠を説明している論文も発表されています。

ツボ押しのいいところは、道具を使用せず気軽にできて即効性があることです。

そのため仕事や家事の合間、外出先などで手軽に鼻水を止める方法としておすすめです。

【鼻水を止める】ツボを押すときの強さや注意点

ツボ押しのコツは、身体の中心に向かって押すイメージですることです。

押す方向が間違っていると効果が現れにくくなってしまいますから、以下のような注意点を守りながら行うようにしてください。

【鼻水を止める】ツボを押す時の4つの注意点

  • ツボを刺激する前に原因物質を取り除いておく

ツボを刺激する前に、原因物質をしっかりと取り除いてからしましょう。
外出先から帰宅した際には、手洗いやうがいはもちろん、衣服や髪に付着した花粉などをしっかりと払い落すことが大切です。

  • ツボを刺激する時は強めに押す

部位にもよりますが、押す時は強めに、体の中心部に向け圧力をかける感じでする。

  • ツボを刺激する時は5秒間押したら5秒間離す

時間にゆとりがある場合は、上記の方法で一度に5セットするといいでしょう。

  • ツボを刺激する時は体やツボ周辺を温める

入浴後など体や、ツボ周辺が温まった状態ですると血行が巡りより効果的です。

【鼻水を止める】鼻水・鼻づまりを止めるツボを7種類知ろう!

【鼻水を止める】鼻水・鼻づまりを止めるツボを7種類知ろう!

【鼻水を止める】印堂(いんどう)鼻水や目の疲労の解消にもいいツボ

鼻水を止めるだけではなく、目の疲労も解消してくれるツボです。

左右の眉毛の真ん中に圧痛点があります。

中指を「印堂」に当て、頭の中心に向かって押してください。

この時に、指を滑らせて目を傷つけないように注意しましょう。

【鼻水を止める】通天(つうてん)鼻水や頭痛の解消にもいいツボ

【鼻水を止める】通天(つうてん)鼻水や頭痛の解消にもいいツボ

頭にあるツボで、「印堂」と同様に鼻水を止めるだけでなく、頭痛を解消してくれます。

頭の頂点から左右とともに指の平2本分離れた位置に圧痛点があります。

左右のツボに中指を当て、頭の中心に向かって押します。

【鼻水を止める】迎香(げいこう)即効性を求めるならここ!鼻づまりにいいツボ

【鼻水を止める】迎香(げいこう)即効性を求めるならここ!鼻づまりにいいツボ
すぐに鼻づまりを止めたいときは「迎香」というツボを押すのがおすすめです。
小鼻のわきにある少しへこんでいる場所が迎香のツボです。

ここを指先でくるくるとマッサージをするように押します。

あまり力を入れすぎないようにするのがポイントです。次第に鼻がすっきりしてきますので、そうなるまで続けましょう。

  • 上迎香(じょうげいこう)

迎香のやや上にある鼻の付け根の両側のツボで、鼻づまりに有効なため別名「鼻通」とも言います。強めに押すと効果的です。

  • 合谷(ごうこく)

鼻水・鼻づまりをはじめ、首から上の様々な不快症状に有効なツボで、親指と人差し指の骨の付け根(V字)の部分にあります。

もう片方の親指と人差し指で挟み、強すぎず弱すぎない適度な力で揉みほぐすといいでしょう。

  • 大椎(だいつい)

鼻水などの緩和に有効なツボです。第七頸椎と第一胸椎の棘突起の間にあり、少し押しにくい場所にあるツボですが、横になった姿勢で行うといいでしょう。

  • 手三里・足三里(てさんり・あしさんり)

ひじやすねを曲げるとしわができますが、そのしわの端から少しだけ下(指三本分ほど)にあるのが手三里です。

同じく足三里も、すねの縁の少し外側にあります。この二つの三里をセットで押すと、花粉症などによる鼻の不快症状により効果を発揮します。

【鼻水を止める】ツボ以外の鼻水・鼻づまりを止める方法

【鼻水を止める】ツボ以外の鼻水・鼻づまりを止める方法
ツボを刺激する他にも、鼻水・鼻づまりを止める方法はたくさんあります。
自分に合った方法を見つけ、毎日コツコツ続けていきましょう。

【鼻水を止める】鼻を温めて鼻水の通り道を広げる

鼻づまりを止める方法として、昔からいわれているのは鼻を「温める」ことです。

鼻を温めることで鼻の中の血流がよくなり、通り道が広がります。

  • 蒸しタオルで温める方法

おすすめは、蒸しタオルを鼻の上に置く方法です。水で濡らしたタオルをしっかりとしぼり、電子レンジで30秒ほど温めるだけです。

この蒸しタオルを寝る前や、作業前に鼻の上に乗せることにより鼻づまりを解消できます。

  • マスクを着用して温める方法

日頃からしっかりと加湿することも大切になりますので、症状があらわれている時、または日頃から過敏な人は、予防としてマスクの着用を心掛けましょう。

【鼻水を止める】アロマを焚いて鼻づまりを止める

【鼻水を止める】アロマを焚いて鼻づまりを止める

アロマは嗅覚を利用して鼻づまりを止められます。

使用する香りは、「ユーカリ」か「ペパーミント」がおすすめで、自宅にアロマディフューザーがある方は、どちらかのアロマオイルを使用してみてください。

アロマディフューザーが無くても、簡単にアロマケアができる方法もあります。

  • 簡単なアロマケアの方法

マグカップにお湯を入れて、この中にアロマを入れます。
すると、マグカップの中からアロマの香りがしてきます。

大きめのバケツに45°~50°のお湯を入れ、この中にアロマを入れて足湯をすることもおすすめです。

鼻づまりの解消に加えて、リラックス効果や冷え性対策にもなります。

【鼻水を止める】鼻うがいで鼻水の原因となる物質を洗い流す

鼻うがいは痛くて苦しそう、と思う人も多いかもしれませんが、鼻炎を持つ人の中には定期的に鼻うがいをしている人が少なくありません。

正しいやり方で行えば痛みも不快感もありませんし、鼻の中に侵入した原因物質を有効に外へ排出するのに有効な方法ですので是非試してみてください。

  • 鼻うがいの方法

用意するもの

必須
コップ
ぬるま湯または、番茶
1

コップにぬるま湯と塩を入れて溶かす

コップ一杯(180ml)のぬるま湯(沸騰させた湯冷まし)もしくは番茶に、塩を小さじ1/2杯入れてよく溶かす。

2

片鼻からゆっくり吸い込み口から出す

コップに直接鼻をつけ、片鼻ずつゆっくり吸い込み、口から出します。
※吸い込んだぬるま湯を口から出す際に、「あー、えー」などと発声しながらするとスムーズです。やり過ぎると粘膜を傷つけることがありますので、1日2回までにしておきましょう。

【鼻水を止める】頭を上下に動かして鼻水を止める

深く息を吸った後、ゆっくりと吐きます。次に鼻をつまんで頭を上下にゆっくりと動かしましょう。

鼻詰まりの原因にもよりますが、この方法で鼻づまりが止まることはあります。

【鼻水を止める】舌で上あごを押して鼻の通りをよくする

上あごの奥の柔らかい部分を舌で押しながら、親指を眉間に30秒ほど当て、少し強めに圧をかけます。

この動作により、鼻の通り道にある鋤骨が傾き、通りがよくなります。

【鼻水を止める】耳鼻科医考案のペットボトルを使った解消法

耳鼻科医が考案した方法で、詰まっている鼻の反対側の脇下に、ペットボトル(500ml)を挟みます。

詰まった鼻が上側になるように横になり、様子を見ましょう。

脇を圧迫することで交感神経を刺激し、鼻の血管を収縮させることで一時的に鼻の通りをよくします。

【鼻水を止める】換気や掃除をこまめにしてアレルゲンを取り除く

除をこまめにしてアレルゲンを取り除く

いくら高価な薬を服薬したり有効なツボを押しても、周囲にアレルゲンが溢れていると効果は半減です。

特に花粉症やハウスダストには換気と掃除が欠かせません。

日頃から掃除を心掛けましょう。
掃除機掛けや掃き掃除より、拭き掃除がおすすめです。

また、掃除の際に花粉の部屋への侵入を避けたい場合は、空気清浄器の花粉除去モードなどを利用するといいでしょう。

【鼻水を止める】腸内環境を整える食べ物を摂取する

【鼻水を止める】腸内環境を整える食べ物を摂取する

鼻炎による鼻水・鼻づまりに悩む人は、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を摂るといいでしょう。

これらの食品には乳酸菌などの善玉菌が豊富に含まれており、腸内の悪玉菌を減らし、人体にとって不必要な物質を体外へ排除してくれる働きがあります。

また、甜茶などのポリフェノールが多く含まれたお茶には、殺菌作用と共に、鼻炎の発症物質であるヒスタミンの過剰分泌を抑える作用があると言われています。

即効性は弱いかもしれませんが、免疫力アップ、アレルギー体質の改善のために、日頃から良質な食品を摂取する事はとても重要です。

鼻水・鼻づまりを止める方法を見つけよう!

今回は、簡単に行える鼻水を止める方法であるツボ押しや、鼻づまりを解消するアロマケアについて紹介しました。

鼻水・鼻づまりなどのつらい症状は、食生活や適度な運動など、日々の心掛け一つで軽減されることが多いです。

また、手軽に行え即効性のある改善方法も多くあります。

自分に合った方法をコツコツと続ける事で、快適な毎日を過ごしましょう。

季節の変わり目に疲労がたまる?季節の変わり目は寒暖差に負けない体調が大切!

季節の変わり目になると風邪や頭痛、胃痛やストレスを感じ体調を崩しやすくなることはありませんか?

季節の変わり目は朝と晩、日中での寒暖差が激しいため、体はその気温の変化に対応しようと自律神経の働きによって体温調節をしています、

しかし、体温調節をするとエネルギーを消耗するので、季節の変わり目のように寒暖差が激しいこの時期は自律神経のバランスが乱れて疲労が溜まりやすく、体調を崩しやすくなります。

今回は、季節の変わり目の寒暖差に負けない体調管理について紹介します。

季節の変わり目はいつ頃?寒暖差〇度以上は体調不良に注意!

季節の変わり目はいつ頃?寒暖差〇度以上は体調不良に注意

人は、朝晩や日中の寒暖差が5度以上になると疲労が溜まりやすく、体調不良を起こしやすくなります。

では、寒暖差が激しくなる季節の変わり目は、だいたい何月~何月なのでしょうか?

【一年間のおおよその季節の変わり目の時期】

  • 冬~春(3月中旬頃)
  • 春~夏(5月頃)
  • 夏~秋(8月下旬頃)
  • 秋~冬(11月から12月の間)

実際に2018年の季節の変わり目の平均気温差と一週間以内での気温差を見てみましょう。
【2018年・東京平均気温】

時期 昼夜の
気温差
1週間以内の
気温差
冬⇒春(3月中旬頃) 平均11度 6.5度
春⇒夏(5月中旬頃) 平均7度 6.5度
夏⇒秋(8月下旬頃) 平均7度 5度
秋⇒冬(11月~12月頃) 平均7.6度 8.5度

1週間以内の気温差:1週間の内で気温の最も高い日から最も低い日の気温差

上の表を見ると2018年の寒暖差は、昼夜で平均7~11度、1週間の内では5~8.5度にもなることが分かります。

この時期に対策を取らないで過ごすとどんどん疲労が溜まるので体調不良が起きやすくなります。

ではなぜ、季節の変わり目に自律神経が乱れて、疲労を感じるのかについて詳しくご説明します。

季節の変わり目に自律神経が乱れる原因は「1日の寒暖差」

季節の変わり目に自律神経が乱れる原因は「1日の寒暖差」
「自律神経」とは、身体を活動的にさせる交感神経と、リラックス状態にさせる副交感神経から成り、これら2つの神経がバランスを保ちながら、身体全体の働きを司っています。

人は暑い時に汗をかくなど、気温に合わせて体温調整をする機能が備わっており、自律神経はこの体温調整の働きを担う重要な役割を持ちます。

この自律神経が正常に働くためには一定以上のエネルギーが必要となりますが、寒暖差が激しいほど体温調整するためにエネルギーの消費も激しくなります。

エネルギー消費量が増えれば当然体は疲れてしまい、体調不良を起こしてしまいます。

季節の変わり目は寒暖差が激しく、エネルギー消費量が増えてしまうため、寒暖差によって疲労が蓄積した状態になり、身体が体調不良を訴えてしまうのです。

上記の理由から一年のうち、特に季節の変わり目である冬から春、夏から秋にかけては寒暖差が大きいため体調を崩す人が増えます。

実際に季節の変わり目に、起こりやすい体調不良を見てみましょう。

季節の変わり目に起こりやすい体調不良の症状は?

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季節の変わり目に起こりやすい体調不良は様々です。

以下の症状がみられる場合は寒暖差によって疲労を感じている可能性があります。
自分の症状に当てはまるのもがあるか、確認してみましょう。

季節の変わり目による体調不良の症状を確認しよう!

  • ぼーっとする・やる気が出ない
  • 疲れが取れない
  • 食欲がない
  • 一日中眠い
  • 寝つきが悪い
  • 疲れやすい、だるい
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 肌荒れ
  • 肩こり
  • 冷え性
  • 胃腸の痛みがある

あなたは何個あてはまりましたか?

これらの症状がみられる人は、自律神経が乱れ寒暖差疲労が溜まっているかもしれません。

たくさん当てはまったという人は、今すぐ改善策を試してみましょう。

季節の変わり目に起こる体調不良は「睡眠」と「温活」が大切

季節の変わり目に起こる体調不良は「睡眠」と「温活」が大切
冬から春へと変わる時期は、暖かい日が訪れたかと思いきや、真冬のように寒い日もあります。

特にこの時期は日頃から体調管理を怠らず1日1日気温差についていける体作りが必要です。
この時期の対策をご紹介します。

【季節の変わり目】睡眠をとって寒暖差に負けない体力をつける

冬は春よりも夜明けが遅いため暗い中で眠れますが、春は夜明けが早くなるので明るさで目が覚めやすくなります。

春は冬よりも30分ほど早く就寝することを心がけて体力回復に努めましょう。

【季節の変わり目】アイマスクやカイロなどを使い身体を温める

【季節の変わり目】アイマスクやカイロなどを使い身体を温める
日によって寒暖差が激しいので肌寒い時はカイロを使って身体を暖めたり、アイマスクを使って血流を促すことでリラックス効果も期待できます。

夏から秋にかけては、朝晩の気温の差が大きく、朝晩はひんやりして肌寒いですが、日中は半袖一枚で良いくらいに暑くなったりします。

そして夏場は、クーラーや冷たい食べ物を食べることによって体の中が冷えていることが多いので、夏場の内に冷えた体を秋に持ち込まないようにする対策が必要です。

特に体調管理が難しい時期でもあるので、しっかり対策をしましょう。
夏から秋にかけての体調不良の対策をご紹介します。

【季節の変わり目】あたたかいお風呂につかって体の中を温める

【季節の変わり目】あたたかいお風呂につかって体の中を温める
夏場はシャワーに頼りがちですが、シャワーだけですと体の芯から温まっていないので風邪を引きやすくなります。

夏場はクーラーなどで内臓が冷えています。
なるべく湯船につかる習慣をつけ、体の内側から温まるようにしましょう。

【季節の変わり目】内臓を冷やす食べ物を控えて温かい食べ物を食べる

【季節の変わり目】内臓を冷やす食べ物を控えて温かい食べ物を食べる
アイスクリームなどの冷たい物は内臓や身体全体を冷やしてしまいます。

暑い時も冷たい飲み物や冷たい食べ物はなるべく控え、暖かい物を摂るようにしましょう。
夏から秋は特に身体を冷やさないようにすることが大切です。

【季節の変わり目】季節の旬の食べ物で疲労を回復しよう!

【季節の変わり目】季節の旬の食べ物で疲労を回復しよう!
季節の変わり目に溜まった疲労を回復するにあたって、バランスの良い食事を心がけることは特に大切ですが、食事管理は調理、費用、バランス、好き嫌いの面から難しいと感じる人も多いと思います。

食べ物を選ぶ時は「旬のもの」を意識して選ぶことをおすすめします。

食べ物には「旬」があり、それぞれの季節にたくさん収穫できる物のことを「旬の食べ物」と呼びます。

旬の時期にとれる食材が最もおいしく、安価で栄養価が高いです。

【季節の変わり目】冬~春にかけて栄養価が高い旬の食材

鰆、サヨリ、山菜、ごぼう、キャベツ、あさり、筍など、天ぷらや炊き込みご飯などがおすすめです。

【季節の変わり目】夏~秋にかけて栄養価が高い旬の食材

きのこやかぼちゃ、鮭など、パスタや南瓜サラダなどにしてもおいしく食べられます。

他にも秋には梨やブドウなどの果物も旬を迎えますが、果物は体を冷やしてしまうので食べ過ぎないようにしましょう。

また、身体を冷やさないという面からも体を温める作用のある根菜類を食べる、食事の際に温かい汁物や飲み物をプラスするとより疲労の回復に効果的です。

季節の変わり目は睡眠、運動、食事を心がげましょう!

季節の変わり目は睡眠、運動、食事を心がげましょう!
今回は、季節の変わり目の寒暖差に負けない体調管理について紹介しました。

これまでに挙げたような疲労を溜め込まない方法は効果的ですが、やはり普段から体調不良にならないように生活を整えておくことが一番です。

具体的な方法としては、

  • しっかりと休養、睡眠時間を確保する
  • 軽めの運動習慣をつける
  • バランスの良い食事を心がける

といった【睡眠】【運動】【食事】と健康の基礎とされる項目を見直すことが大切です。

季節の変わり目は特に気温の変化が激しく、朝夕は寒く、日中は暑いという日も多くあります。

日中暑いからと言って薄着で過ごす人も多いですが、寒暖差疲労によって体調を崩しやすくなりますので、肌寒いときには薄手のパーカーを一枚羽織るなどして体温調整をするように心がけましょう。

薬に頼らず、普段の生活でできる頑固な便秘をするっと出す対処方法【便秘対処法:厳選7つ】

“約850万人”この数字は、日本政府の最新調査でわかった便秘に悩む男女の人数です。

つまり、約10人に1人の男女が頑固な便秘に悩んでいるという計算になります。
便秘は、女性の悩みばかりだと思われていましたが最近では男性も悩まされています。

現代では、サプリメントや食べ物など様々な対処法がありますが、実は普段の生活の中でも充分対処ができる方法があります。

今回は、この頑固な便秘の原因はどこにあるのか?普段の生活でどのように対処すればよいのか?についてご紹介します。

腸に負担をかけていませんか?それが便秘の原因になるのです!?

便秘の原因のひとつに暴飲暴食があります

”食べ過ぎ”、”飲み過ぎ”、”悩みやストレス”によって腸に負担がかかり、便秘になっている可能性があります。

腸に負担がかかり疲れていると、以下の3つの機能が低下し、便秘や下痢を引き起こすことがあります。

≪低下する腸の機能≫

  1. 消化や栄養を吸収する機能

    甘い物や脂っこいものの食べ過ぎなど。

  2. 水分を吸収する機能

    お酒の飲み過ぎや水分の取りすぎなど。

  3. 便を体の外に出す機能

さらに、普段の生活での悩み事や睡眠不足などが原因でストレスを溜め込んでしまうことも腸に負担をかける原因となります。

また、便秘かどうかを見分ける簡単な方法として一般的には、2~3日以上1回も便がない、もしくは1週間の便の回数が2回以下という状態を「便秘」と言います。

しかし、便は人それぞれペースがありますので毎日便が出ないから便秘と言うことにはなりません。

すぐにできる便秘解消の厳選7つの対処法をご紹介!

 

便秘対処法①「考える人のポーズ」で便をスルッと出す

すぐにできる便秘解消の対処法のひとつが考える人のポーズ

《考える人のポーズ》

①まず便座に普通に座った状態から上半身を前かがみになる
②右ひじと右ひざをくっ付け、右手にあごをのせて”ほおずえ“をつく
③足は軽く開いて、つま先を立てる
④最後に腹筋に力を入れる

これはアメリカのフロリダ州の病院で発表された研究結果で、トイレに座ってもなかなか便が出せないと言う22人のうち、半数の11人が“考える人”のポーズをとることで、スルッと便を出すことに成功したという対処法です。

人が便を出すために必要な筋肉を理想的なかたちで動かしてくれる状態になるのが“考える人”のポーズです。

 

便秘対処法②「トイレに行く習慣づけ」で脳に記憶する

すぐにできる便秘解消の対処法のひとつがトイレに行く習慣付け

この方法は『毎朝決まったタイミングで、トイレに行く』だけです。

便をするペースは人それぞれ違いますが、便秘の状態では、排便のペース自体をつかめません。そのペースをつかむための対処法が、“トイレに行く習慣”です。

例えば、お昼の12時と言えば、“お昼ご飯”の時間です。12時になるとお腹が空いてくる人が多いのは、理由があるのです。

「習慣」と言うのは、言い換えると「脳が記録した行動パターン」です。

人間は、“決まった時間”に“決まったこと“をするように意識しながら生活することで、脳が”決まったこと“を記憶していきます。
その“決まったこと”の記憶は、何も考えなくても身体が動くように脳がサインを出すようになります。

その為、12時になるとお昼ご飯を食べるという「習慣」は、今まで給食などの「決まったこと」が経験上脳に記憶されているので、それが作用して今でも自動的に12時になるとお腹が空くようになる、というメカニズムです。

このメカニズムを便秘の対処法に利用します。

“朝起きたらまず、トイレに行く“ことを繰り返し、脳に“決まった時間”に“決まったこと“をするように記憶させましょう。

 

便秘対処法③「お風呂」で腸を温めて腸の機能を回復

すぐにできる便秘解消の対処法のひとつが血の巡りをよくすること

次にご紹介するのが、「温度」を利用した便秘対処法です。

この方法は、お風呂に入りながらお腹を膨らませたり凹ませたりする深呼吸をします。お風呂の温度は、40度で時間は20分前後を目安に入るのが効果的です。

腸の機能が低下してしまうと身体に現れる症状が、体温の低下です。
お風呂に入って体温が36度~38度前後に温まることで血のめぐりが良くなり腸の機能が回復される事に繋がります。

さらに、血のめぐりを良くすることで腸の疲れが取れるようになります。

 

便秘対処法④「腸もみマッサージ」で腸疲労を回復

次にご紹介する便秘対処法は、“腸もみ”マッサージです。

“肩こり”には、“肩もみ”をするように、便秘の原因である“腸の疲れ”には、“腸もみ”が効果的です。

具体的には、以下の①と②を2分ずつ合計4分間行うことで、腸のまわりの血行が良くなり、結果、腸の疲労が回復して便が出やすくなります。

《腸もみマッサージの方法》

①左手で左の肋骨(ろっこつ)の下、右手で右の腰骨(ようこつ)のあたりを強めにつかみます。
②指先にゆっくり力を入れて、おさえるようにもみほぐす。

左手と右手を入れ替えて、それぞれ2分ずつ合計4分間行いましょう。

 

便秘対処法⑤「へそ下腹筋トレーニング」で腹横筋を鍛える

この便秘対処法は、便を大腸から押し出す力をつけるために「腹横筋(ふくおうきん)」と言う部分をきたえるトレーニングです。

「ドローイン」とも呼ばれています。寝ながらできるトレーニングなので、誰でも簡単に行えます。

《腸もみマッサージの方法》

①両膝を立てて、仰向けに寝ます。
②お腹をへこませながら、30秒程かけて息をゆっくり吸い込みます。同時におへそまわりの腹筋に力を入れていきます。
③吸い込んだ時と同じように、30秒程かけて息をゆっくり吐いていきます。同時に腹筋の力をゆるめます。

 

便秘対処法⑥「ねじり体操」で大腸のねじれによる便詰まりを解消

ねじり体操は、最近の研究で判明した新たな便秘の原因に効果的な方法です。

新しい便秘の原因と言うのは、“大腸のねじれ”です。大腸の一部がねじれている事で便が詰まってしまうため、便秘状態になってしまいます。
特に、便秘かな?と思った時に、いつも同じ場所が痛む人は、正常な腸ではねじれていない部分がねじれてしまう”ねじれ腸“になっている可能性があります。

“ねじれ腸”は、便秘の時に腹痛が起きたり、子供の頃からずっと便秘気味の方に良く見られる症状です。

ねじり体操は身体をねじって腸のねじれを解決することで、便が詰まっている部分を元の状態に戻す事により便が出やすくする対処法です。

《ねじり体操の方法》

①左脚を伸ばして座り、右脚の膝を立て、左脚にクロスさせます。
②上半身を右にねじって、左のひじの裏を右膝につけます。
この体勢で深呼吸を5回行います。反対側も同様に行います。

 

便秘対処法⑦「リラックス」で腸の疲れを癒す

リラックスは便秘の対処法の中でも重要なポイントです。

リラックスを感じていると副交感神経が活発になりますが、ストレスを感じていると交感神経が活発になります。

頑固な便秘に悩んでいると、イライラしたり不安になったりしますよね。
そのイライラや不安はストレスとなり、体の中で交感神経(こうかんしんけい)が活発になり腸の疲れに繋がってしまい便秘がよりひどくなってしまう場合もあります。

お風呂に入ったり自分が楽しい事や好きな事をしたり考えたりして身体と心をリラックスさせてあげることで、副交感神経が優位になり便秘がひどくなってしまう事を防ぎます。

気持ちに余裕をもつことも便秘を対処する立派な方法です。

対処をしないまま便秘を放置しないで!

対処をしないまま便秘を放置しないで!

医学的には、便秘は病気ではありません。

しかし、「がん」や「糖尿病」などの重い病気の原因のサインとも言われています。そんな重い病気のサインなのに発見が遅れてしまうのがほとんどだそうです。

その一番の理由は、便秘と言う症状を告白する「恥ずかしさ」が大きな病気の発見を遅らせてしまうそうです。

ご紹介した対処法などで解決ができない場合は、まず親しい人に相談をして、お近くの「便秘外来」「消化器内科」「胃腸科」のどれかがある病院で受診してみましょう。