【喉の痛みの薬】気になる!喉の痛みは薬を飲んで治すのが正解!?

季節の変わり目や、気候の変化で喉が痛くなることはありませんか?

病院に行くほどでもないし、市販の薬で治るならその方がいいと考える人も多いかもしれません。

ただ、薬局には喉の痛みに効く薬がたくさん販売されています。

一体どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね?

喉の痛みの原因と症状を薬剤師に伝えて、それにあうものを購入しましょう。

今回は、喉の痛みの薬や予防、自宅でできる改善方法についてご紹介します。

ただし、市販の薬を使っても痛みが長引く場合は、医療機関を受診しましょう。

「たかが喉の痛み」と放置せずに、しっかり治して下さいね。
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のどの痛みやイガイガ・咳がよく出るなど、のどの不調や痛みに効果的な対処法

のどの痛みやイガイガは早く治したいですよね。今回はのどが痛くなる原因や対処法までご紹介しますので、のどが痛い時に活用してください。

のどの痛みのメカニズムと原因について

のどは、空気とともに吸い込んでしまうホコリや花粉、ウイルスや細菌などの外敵が体内に侵入しないようにする役割を持っています。

のどの潤った粘膜に外敵を吸着させて、粘液と一緒に外へ出そうします。これがのどの防御システムです。
この防御システムがうまく働かなくなり、外敵の侵入や乾燥などでのどが傷つくと、痛みや違和感が出てきます。

  • 乾燥

のどが痛いのは乾燥が原因のひとつです
のどの潤いが足りなくなるとのどが痛いと感じることや違和感を感じることがあります。

  • ウィルス・細菌

のどが痛い(痛み)のはウイルスが原因のひとつです

防御システムが、うまく働かずにウィルスや細菌が繁殖すると炎症が起こります。

  • 花粉・ほこり

のどが痛い(痛み)のはほこりが原因のひとつです

花粉や、ほこりは花粉症やハウスダストアレルギー症状の原因になります。主な症状としては、鼻水や鼻づまりですが、鼻が詰まることによって口呼吸になり、のどが乾燥し痛みや違和感をかんじることがあります。また、鼻はのどと繋がっているため、鼻水などがのどに流れてのどを痛め、ウィルスや細菌が繁殖して炎症を引き起こす場合もあります。

  • たばこ

のどが痛い(痛み)のはたばこが原因のひとつです

タバコには有害物質が含まれています。それらが、のどに直接悪影響を与えていき、徐々にのどの機能や声帯にダメージを与え炎症を起こします。

  • アルコール

のどが痛い(痛み)のはアルコールが原因のひとつです

大人でお酒が飲める人だと、お酒を飲みすぎると翌日声がガラガラになっていたという経験がある方もいると思います。お酒の成分であるアルコールは、体に排出・分解するのに大量の水を体は使います。そのため体の水分が減り、のどの潤いが足りずに痛いと感じることがあります。また、直接のどの粘膜を傷つけて痛みを感じる場合もあります。

  • のどの酷使

のどが痛い(痛み)のはしゃべりすぎが原因のひとつです

大声を出したり、長時間話し続ける、歌うなどして声を無理に出し続けるとのどが炎症を起こします。

のどが痛い。詳しい症状は?【痛みや症状別】

のどが痛い。詳しい症状は?(のどの痛み)

のどの痛みといっても色々な痛みや症状があります。感じ方は人それぞれなところもありますが、どのようなものがあるか分類して説明します。

飲み込むと痛い

のどの扁桃(口を開けた時に歯の並びが終わった両側の奥にある)と咽頭(口を開けた時に見える一番奥の壁の部分)に炎症が起こっていると飲み込むときに痛いと感じることがあります。

いがいが、むずむずと痒く痛い

花粉症やハウスダストアレルギーなどあるとのどを痛痒く感じることがあります。鼻づまりによる口呼吸からの乾燥やアレルギーによる体の反応でのどが、いがいがする場合もあるようです。風邪の初期症状の場合もあります。

声がかれる

声の使いすぎや風邪などの影響で、喉頭(のどぼとけがある部分)や声帯(声を出す部分)に炎症が起きると声がかれます。風邪であれば一過性であり、風邪が改善すれば治ります。風邪が治っても声がかれたままの場合や食べ物や飲み物が飲み込みにくい場合など、声帯ポリープや喉頭がんなど他の病気の可能性もあります。

たんや咳が出る

喉頭に炎症が出ている場合や、花粉症や風邪などで、鼻水の量が普段より増え、鼻の粘膜が腫れ、鼻水がうまく前から出なくなるとのどのほうに落ちていき、それがのどの刺激となって咳が出る場合があります。たんは、元々気道粘膜にある保護物質であり、水っぽく透明です。風邪などで炎症を起こすと黄色や緑色のたんが出ることがあります。また、風邪が治ったのになかなか咳が治らず、空咳が2~3週間以上続く場合は、咳喘息など違う病気の可能性もあります。

のどの痛みは、症状によって対処法が変わります。

のどの痛み(痛い)は、症状によって対処法が変わります。

基本的にのどが痛い時は、喫煙や辛いものなどの刺激のある食べ物などや 大声を出すことはのどをさらに傷つけるため避けましょう。普段よりできるだけ話をしないなどしてのどを休めましょう。水分をとり、うがいやマスクをするなどしてのどを加湿しのどを乾燥させないようにしましょう。のどを潤すためにのど飴をなめて、唾液の分泌の分泌を促すことも効果的です。

他に症状別にのどが痛いときの対処法を説明していきます。

飲み込むと痛い場合
のどは痛いけれど、忙しくて病院に行けない場合は、「抗炎症成分」の入った薬を選びましょう。それでものどの痛みが引かない場合やさらには発熱や倦怠感がある場合は早めに医療機関にかかりましょう。

いがいが、むずむずと痒く痛い
花粉症やハウスダストアレルギーによる鼻づまりが原因による痛みである場合は、のどよりも鼻の症状を改善していきましょう。原因となる鼻症状を抑える「抗アレルギー成分」の入った薬を使う、鼻を間で鼻水を出すなどして、鼻症状を改善すること大切です。また、花粉症など、流行シーズンがわかっている場合は、はやり始める半月前くらいから薬を飲み始めて予防すると効果的です。風邪の初期症状である場合は、安静にして疲労回復をはかり、水分をしっかり取り、のどをしっかり潤しましょう。

声がかれる
声の使いすぎの場合は、声を極力出さないようにし、のどの安静を保つことが大切です。数週間掛かる場合があります。風邪が治る、声の使いすぎで数日安静にしていたのに声がかれたままの場合は、他の病気の可能性もあるので早めに医療機関に行きましょう。

たんや咳が出る
花粉症やハウスダストアレルギーによる鼻づまりにより鼻水などがのどに落ちて咳が出る場合は、のどよりも鼻の症状を改善していきましょう。原因となる鼻症状を抑える「抗アレルギー成分」の入った薬を使う、鼻を間で鼻水を出すなどして、鼻症状を改善すること大切です。風邪など炎症で、たんや咳が出る場合は安静にして疲労回復をはかり、水分をしっかり取り、のどをしっかり潤しましょう。風邪が治ったのに空咳が2~3週間以上続く場合は、咳喘息など他の病気の可能性もあるので医療機関に行きましょう。

のどが痛いときの!昔ながらのおばあちゃんの知恵コーナー

のどが痛い(痛み)ときの!昔ながらのおばあちゃんの知恵コーナー

  • ハチミツ大根

ハチミツには殺菌作用が強く、菌によるのどの炎症を抑えます。またのどを潤し、のどの乾燥を防ぐ効果もあり、菌の繁殖をおさえます。大根は、生食の場合、殺菌作用や消炎作用(炎症を抑える)があります。これらの作用によって、のどが痛い場合や咳が出るときに効果を発揮します。ただし、ハチミツは1才以下の子どもは、食べさせないようにしてください。

  • ネギを巻く

ネギには、のどの痛みや鼻づまりに効く成分が含まれています。細かく刻んだものをガーゼなどでくるんでのどにあてておくと匂い成分が鼻や口からすきこまれてのどの痛みを軽減してくれます。ネギは、食べても効果を発揮します。ただし、痛みに効く成分は加熱に弱いためが、油を使うと分解されにくくなる。うどんなどに入れたりする前に一度炒めてから食べることがお勧めです。もちろん生で食べても効果はあります。

胃腸風邪とはサヨナラ!しっかり対処して感染を防ごう!【胃腸風邪とは】

 

よく「お腹からくる風邪」といいますが、これは「胃腸炎」のことで、普通の風邪とは違います。

胃腸風邪は、嘔吐や下痢、発熱、関節痛などがあり、感染するととても辛くて厄介な病気なので、できるだけ早く治したいですよね。

胃腸風邪にはいくつかの種類があり、中には感染力がとても高いものもありますので、予防はもちろん、感染した時の対処法をしっかりと知っておくことが大切です。

ここでは、予防法や対処法について詳しく説明していこうと思います。

お腹からくる風邪「胃腸風邪」とは?風邪との見分け方は?

お腹からくる風邪「胃腸風邪」とは?風邪との見分け方は?

胃腸風邪はよく「お腹からくる風邪」といわれますが、これは急性胃腸炎のことで、風邪とは症状が違います。

「お腹からくる風邪」「お腹の風邪」「腸の風邪」というのはあくまで俗称で、「感冒」といわれる風邪とは異なります。

ここでは「風邪」と「胃腸風邪」の違いについて説明していこうと思います。

風邪の症状

主な症状としては

  • 鼻水
  • のどの痛み
  • 発熱

といったものがあり、90%以上が、ライノウイルスやコロナウイルスなどの「ウイルス」が原因です。

一般的には鼻腔から喉頭までの上気道に症状が現れるもので、時として気管、気管支・肺などの下気道まで及ぶことがあります。

鼻から肺までの「気道」に起こるものが「風邪」で、肺より下の腹部などには症状が現れません。

胃腸風邪の症状

胃腸風邪の主な症状は、

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 下痢
  • 発熱

といったものがあり、鼻水や咳、のどの痛みなどの「気道」の症状は現れず、胃や腸などの消化器の症状が現れます

下痢や吐き気がある場合は、風邪ではなく胃腸風邪=胃腸炎である可能性が高いです。

胃腸風邪はインフルエンザが流行する時期と重なることが多いですが、インフルエンザも嘔吐や吐き気を伴うことがあるため、見分けることが難しい場合があります。

インフルエンザの症状には

  • 急激に上がる高熱(38度以上)
  • 全身の強い倦怠感
  • 全身の強い筋肉痛・関節痛

がありますので、これらの症状がある場合には胃腸風邪ではなくインフルエンザの可能性があります。

インフルエンザの場合は服用できない薬もありますので、むやみに市販薬を服用せずに、病院で検査をしてもらいましょう。

胃腸風邪の症状は?病院には必ず行った方がいいの?

胃腸風邪の症状は?病院には必ず行った方がいいの?

「お腹からくる風邪」といわれる胃腸風邪ですが、嘔吐下痢症や感染性胃腸炎ともいわれます。

嘔吐下痢症といわれているように、主な症状は嘔吐や下痢ですが、ここではもう少し詳しくお話ししようと思います。

年齢や病原体(ウイルス・細菌)によって症状や治療法は変わってきますが、総合的に多くみられる症状には、以下のものがあります。

胃腸風邪の症状①突然の嘔吐

嘔吐は大抵1日で治まる。

半日くらいの間に何度も嘔吐することもあれば、1日1~2回の嘔吐が2~3日続くこともある。

嘔吐が治まった後も、胃の辺りのムカムカが1~2日間続くことがある。

胃腸風邪の症状②激しい下痢

下痢症状はほぼ必発で、軽度の軟便の場合もあるが、激しい下痢を伴う場合が多い。

水様便で、多量であることが多く、食べ物が消化されていないことが多い。

個人差があるが、たいていは3~4日、長いと1週間以上続くことがある。

胃腸風邪の症状③腹痛

腹部の違和感・不快感程度のものから、病原体によっては激しい痛みを伴うことがある。

胃腸風邪の症状④発熱

平熱のまま終わる人もいれば、病原体によっては40度を超す場合もある。

40度を超す高熱や38度以上の熱が長く続く場合は、重症化の可能性も。

胃腸風邪の症状⑤倦怠感、脱力感

下痢や嘔吐による脱水症状により、脱力感や倦怠感が生じることがある。

胃腸風邪の症状⑥頭痛

風邪と同じメカニズムで、胃腸風邪の場合にも頭痛を生じることがある。

胃腸風邪は突然の嘔吐から始まることが多く、嘔吐や吐き気などの口に近い側から症状が現れ、時間が経つとともに腹痛や下痢などの肛門に近い部分の症状が現れるようになるのも、特徴の1つです。

小児では嘔吐、成人では下痢の症状が強くみられますが、個人差が大きく、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重症化することもあります。

健康な成人の場合は2~3日で自然治癒することが多いですが、乳幼児や高齢者では下痢や嘔吐による脱水症状を生じることが多いため、なるべく早めに医療機関を受診することをおすすめします。

多くの場合は特効薬がなく対処療法による治療になりますが、早い段階から適切な対処をすることで、重症化するリスクを低くすることができます。

自然治癒することもある胃腸風邪ですが、

  • 脱水症状によるふらつきがある場合
  • 血便がある場合

は、危険は状態であるといえます。

このような場合は.救急外来を受診したり、救急車を呼ぶか迷った場合には緊急電話相談(♯7119)に電話したりしてみましょう。

胃腸風邪の種類はウイルス性と細菌性?症状や原因はどう違うの?

胃腸風邪の種類はウイルス性と細菌性?症状や原因はどう違うの?

ウイルス性胃腸炎と細菌性胃腸炎の違い

胃腸風邪の約90%はウイルスが原因だといわれていて、細菌性胃腸炎よりも重症化するリスクが低く、ほとんどが自然治癒します。

ウイルス 細菌
抗生物質 効かない 有効
別名 嘔吐下痢症 食中毒
流行時期 主に冬場 主に夏場
感染源となる食物 主に二枚貝など 卵、肉、魚、未殺菌乳など様々

ウイルス性胃腸炎

≪ロタウイルス≫

・好発年齢
乳幼児をはじめ子供に多い(ほとんどの子供が4~5歳までに感染)

・感染力
非常に強い(ウイルス10~100個でも感染)

・流行
最近では3~5月ごろがピーク

・潜伏期間
約24時間

・症状
嘔吐、下痢、腹痛・他のウイルス性胃腸炎に比べて症状が激しい・39℃以上の発熱・白色の便が出ることがある・まれにけいれんや脳症を合併・2歳未満で重症化しやすい・通常1~2週間で自然治癒

・予防接種
あり(ロタウイルスワクチン)・生後6~24週の間に、4週以上あけて2回(1価ワクチン)

・死亡例
10例/年

≪ノロウイルス≫

・好発年齢
乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層で発症

・感染力
非常に強い(ウイルス10~100個でも感染)

・流行
11月ごろから流行が始まり、1~2月がピーク

・潜伏期間
12~48時間

・症状
嘔吐、下痢、腹痛・38℃くらいの発熱・抵抗力が弱い場合重症化しやすい・1~2日で自然に治まる

・予防接種
なし

・死亡例
なし

胃腸風邪の原因

〈感染性胃腸炎〉

平成12年~28年までの厚生労働省の資料によると、死亡例が多い細菌として

  • 腸管出血性大腸菌…36名
  • サルモネラ菌…10名
  • ウェルシュ菌、セレウス菌、ブドウ球菌…1名

となっています。

≪腸管出血性大腸菌≫

病原性大腸菌の一種で、O157やO26など

・潜伏期間
3~5日

・原因となる食品
生の牛肉(ユッケやローストビーフ)・生レバー・サラダや野菜の浅漬け・お団子からも検出例あり

・症状
激しい腹痛・水下痢・血便・6~9%は、症状が出てから2週間以内に重篤な合併症

≪サルモネラ菌≫

・潜伏期間
5~72時間

・原因となる食品
牛・豚・鶏などの肉、卵

・症状
吐き気、腹痛、下痢、38℃前後の発熱・重症の場合、致死率は0.2~0.5%

胃腸風邪の原因②

胃腸風邪を早く治すための工夫!すぐにできる4つの方法を紹介

胃腸風邪を早く治すための工夫!すぐにできる4つの方法を紹介

胃腸風邪になったことのある人は多いと思いますが、嘔吐や下痢が長引くとものすごく辛く、大変ですよね。

間違った対処をしたり適切な対処をしなかったりすると、なかなか良くならないどころか悪化することもありますから、注意が必要です。

ここでは、胃腸風邪を早く治すための4つの工夫を紹介します。

胃腸風邪を早く治すための工夫その① 1日1食で良い

体力をつけて早く治そう!と思う方も多いと思いますが、食欲があまりない時に食事を摂ることで、かえって腸の炎症が悪化する可能性が高くなります。

食欲が出ないのは、胃腸の症状がまだ回復していない証ですから、無理して食事を摂る必要はありません。

しかし、何も食べないでいると体力はどんどん消耗していきますから、食欲が出てきたら1日1回は食事をするようにしましょう。

おかゆや、くたくたに煮込んだうどんなどの消化の良いものがおすすめです。

胃腸風邪を早く治すための工夫その②スポーツドリンクや経口補水液をこまめに飲む

下痢や嘔吐が続くと、脱水症状を引き起こすリスクが高くなります。

脱水症状を放置すると危険な状態に陥ることもあるので、脱水症状にならないように気をつけることが大切です。

下痢が起きているときは大腸での水分吸収などができませんが、経口補水液は小腸で水分や栄養分を素早く吸収してくれるため、脱水症状に適しています。

胃腸風邪を早く治すための工夫その③下痢止めは飲まない

下痢が続いている時に下痢止めを服用する人もいると思いますが、下痢止めはウイルスや細菌の排出を止めることになり逆効果です。

下痢は辛いですが、下痢を止めるのではなく、体内のウイルスや細菌を体の外に出すことが先決です。

胃腸風邪を早く治すための工夫その④薬を服用するなら「整腸剤」と「正露丸」

ビオフェルミンなどの整腸剤は、下痢の抑制、ウイルス増殖の抑制、小腸の損傷軽減などの効果があるため、下痢止めではなく整腸剤を服用しましょう。

正露丸の主成分である「木クレオソート」には、殺菌効果があります。

また、木クレオソートは腸の動きを止めずに胃腸に作用する働きがあるため、ウイルスや細菌による腹痛には優れた効果を発揮します。

胃腸風邪は嘔吐や便から人にうつる?周囲への二次感染の予防法は?

胃腸風邪は汚染された食べ物から感染することがありますが、嘔吐物や便などの処理後に手洗い・手指の消毒が不十分だった場合、汚染された手指を介して感染することもあります。

家族が1人発症すると、家族全員にうつることもよくあるケースですから、うつさない・うつらないためにも、適切な感染予防に取り組みましょう。

胃腸風邪の二次感染の予防法①汚物の処理は念入りに行う

サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌は消毒剤に対する抵抗性が弱い細菌なので、エタノールやポピドンヨードなどの、市販されているほとんどの消毒剤が有効です。

しかし、ノロやロタなどのウイルスは消毒剤に対する抵抗性が強く、エタノールでは効果がありません。

胃腸風邪の原因が細菌なのかウイルスなのかはわからないことが多いはずなので、どちらにも効果のある「次亜塩素酸ナトリウム」の使用をおすすめします。

  • 使い捨ての手袋やマスクを使いましょう。使用後はすぐに捨てましょう。
  • 便や吐物はペーパータオルやぼろ布などで取り除き、ビニール袋に入れ、口をしっかり縛りましょう。
  • 取り除けない分は、上にペーパータオルやぼろ布をかけ、50~100倍に薄めた次亜塩素酸ナトリウムを十分にしみこませ、良くふき取りましょう。

次亜塩素酸ナトリウムを使うと色落ちするので、柄物の衣服を消毒したい場合には、流しや桶に85℃以上のお湯を溜め、1分以上つけておきましょう。

カーペットなどの色落ちが気になる場合は、②の後に、ぼろ布などであて布をしてスチームアイロンを当てましょう。(85℃以上で1分以上)

胃腸風邪の二次感染の予防法②手洗い・うがいを徹底する

胃腸風邪の菌やウイルスは、のどや鼻から入り込んでくるので、手洗いうがいを徹底しましょう。

ノロウイルスやロタウイルスは非常に強いウイルスなので、外出先から帰った時や食事の前には念入りに手洗いするようにしましょう。

エタノールの消毒液ではなく、次亜塩素酸ナトリウムの消毒液で手指の消毒をすることをおすすめします。

自分で希釈液を作るのが面倒な人でも、ドラッグストアやホームセンターで購入することができます。

家庭に1つ常備していると、何かあった時にとても助かるので、用意しておくと良いと思います。

胃腸風邪の二次感染の予防法③入浴はシャワーのみ

症状がある間は、湯船からの感染も考えられますので、できればシャワーのみにしましょう。

湯船につかる場合は、家族の後で最後に入るようにしましょう。

浴槽に菌やウイルスが付着している可能性も考えられますので、掃除の後には次亜塩素酸ナトリウムで消毒をしておきましょう。

胃腸風邪の二次感染の予防法④手すりやドアノブの消毒

手洗いを徹底しているつもりでも、手を洗う前にドアノブを触ることもあると思いますので、ドアノブや手すりなどの良く触れる場所の消毒も行いましょう。

ウイルスや菌は思っているより遠くまで飛んでいるので、壁も消毒しておきましょう。

胃腸風邪の予防方法!胃腸風邪にならずに元気に過ごすためにできること

胃腸風邪の予防方法!胃腸風邪にならずに元気に過ごすためにできること

胃腸風邪はどこで感染するかわかりませんし、ぱっと見では誰が感染しているかもわかりません。

下痢や嘔吐がひどい時は横になっていても辛いですし、トイレから出ることができないなんてこともあると思います。

胃腸風邪にならないためにも、できる限りの予防に努めましょう。

胃腸風邪の予防方法①生の肉や貝を食べないようにする

ノロやロタウイルスは、カキなどの二枚貝、サルモネラ菌や出血性大腸菌は生の肉や卵が原因になります。

ユッケやローストビーフ・生レバー・生ガキなど、生ものや火の通りが甘いものは、なるべく食べないようにすることが感染予防になります。

鶏肉から感染する例も多く、市販の鶏肉の2~6割にカンピロバクターが付着しているともいわれているので、鶏肉を食べるときは、しっかりと火を通してから食べるようにしましょう。

鶏の刺身や鶏たたきなど、生の状態で食べることは感染のリスクがとても高いので注意が必要です。

胃腸風邪の予防方法②生活環境を整えよう

①適度な湿度を保とう

加湿器を使用するなどして、湿度は50~60%に保ちましょう。

②定期的に換気しよう

家の中にウイルスが漂っている可能性もありますので、定期的に換気しきれいな空気を保ちましょう。

③バランスの良い食事を

バランスの良い食事を1日3回しっかり摂り、免疫力をアップさせましょう。

④十分な睡眠を

睡眠不足になると免疫力は低下しますので、十分な睡眠をとりましょう。

⑤手洗い、うがいをしっかりと

外出後、トイレの後、食事の前など、こまめに行いましょう。

手指の消毒(次亜塩素酸ナトリウム)で感染のリスクをグッと下げることができます。

まとめ【胃腸風邪とはサヨナラ!しっかり対処して感染を防ごう】

胃腸風邪とはサヨナラ!しっかり対処して感染を防ごう!【胃腸風邪とは】

今回は胃腸風邪の症状や予防法についてお話ししました。

適切な対処や予防を行い、胃腸風邪に罹らないように過ごしましょう。

<まとめ>

  • 胃腸風邪には「ウイルス性」と「細菌性」がある
  • ウイルスや細菌の種類によって、症状や感染源が違う
  • ウイルスは冬場、細菌は夏場に多い
  • 罹った時は適切な対処をすることで早期回復を
  • 感染予防に努めることが大切

胃腸風邪は冬だけでなく夏にもかかる恐れがありますから、1年を通して感染予防に努めましょう。

【おたふく風邪の注意点】おたふく風邪になったら合併症に気をつけよう!

「おたふく風邪」と聞くと子どもがかかる病気、というイメージがあると思います。

発熱して耳下腺が腫れてくるのが主な症状です。

発症から1〜2週間ほどで引けてくるのでそこまで重症な病気ではありませんが、ごくまれに合併症を起こす場合があります。

小さなお子様がいらっしゃる親御さんにとっては気になりますよね。

今回は、おたふく風邪の原因や、おたふく風邪が発症した時の正しい対処方法についてご紹介します。

【おたふく風邪】普通の風邪とおたふく風邪との違いは?

【おたふく風邪】普通の風邪とおたふく風邪との違いは?

おたふく風邪の特徴を知ろう!

おたふく風邪の正式名称は「流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)」です。

耳の下に位置する唾液腺の耳下腺、顎下腺にウイルスが感染することで腫れてきます。

腫れた状態がおたふく面のように丸々としていることから「おたふく風邪」と言われています。

おたふく風邪の発症時期を知ろう!

おたふく風邪は4〜6歳の時期に多く発症し、毎年数十万人単位の多くの感染者が報告されています。

インフルエンザや手足口病などの感染症は、夏や冬で流行時期が限られていますが、おたふく風邪は流行時期が限定できない感染症と言われています。

時期や季節関係なく感染の可能性があるため、事前に予防策を立てておくことが重要です。

おたふく風邪と風邪の違いを知ろう!

おたふく風邪の症状は、発熱や喉の痛み等一般的な風邪の症状と似ています。

明らかな違いは耳下腺や顎下腺の腫れですが、ムンプスウイルスの感染には個人差があり症状がそこまで強く出ない人もいます。

感染しても症状が出ず健康に見える状態を不顕性感染(ふけんせいかんせん)と言います。

この場合が全体の約30%を占めるので、風邪の症状との区別がつきにくいことも珍しくありません。

【おたふく風邪の原因】ウイルスは人から人へ移るの?

【おたふく風邪の原因】ウイルスは人から人へ移るの?

おたふく風邪の原因とされているの「ムンプスウイルス」と呼ばれる感染力の高いウイルスです。

ムンプスウイルスの感染経路は、飛沫感と接触感染です。

ムンプスウイルスが体内に侵入してから症状が出始めるまでの潜伏期間と呼ばれる期間は2〜3週間と言われています。

非常に感染力の強いウイルスですが、一度感染すると生涯通しての免疫(終生免疫)を獲得するため、二度と感染することはありません。

【おたふく風邪の症状】熱が出て顔が腫れてくる!?

【おたふく風邪の症状】熱が出て顔が腫れてくる!?

それではおたふく風邪の症状について説明します。

2〜3週間の潜伏期間を経て以下のような症状が出始めます。

【おたふく風邪の症状】発熱

38℃以上の高熱が出るとともに、頭痛や吐き気などの症状が出ます。

初期症状として頭痛や倦怠感が多いため一般的な風邪と区別がつけにくいことが多いです。

【おたふく風邪の症状】耳下腺、顎下腺、唾液腺の腫れ

おたふく風邪の特徴的な症状です。

耳下腺は左右対称に腫れて痛みを伴います。

体内に侵入したムンプスウイルスは喉や首などに存在するリンパ節で増殖し、全身に広がります。

唾液腺が腫れてくると食べ物を飲み込む時に痛みを感じます。

多くの場合はこれらの症状は1〜2週間で改善し軽くなりますが、ごくまれに合併症を引き起こすことが知られています。

【おたふく風邪の合併症】どんな合併症が起こる?

【おたふく風邪の合併症】どんな合併症が起こる?

おたふく風邪は他の感染症に比べると、以下のような合併症を引き起こす可能性が高くなります。

【おたふく風邪の合併症】無菌性髄膜炎(むきんせいずいまくえん)

合併症の中で一番多いのが無菌性髄膜炎です。

症状の程度は分かれますが、全て含めると全体の約10%の割合で起こります。

主な症状は頭痛や発熱、嘔吐、首の後ろの硬直です。髄膜炎の症状がなくても髄液の検査で数値に異常が出る場合もあります。

効果的な治療法はありませんが、安静にしていれば約2週間ほどで治ります。

【おたふく風邪の合併症】難聴

予兆もなしにめまいや耳鳴り、吐き気の症状が出たら難聴が発症している可能性があります。

左右どちらか片方の耳にのみ発症することが多く、両方の耳に発症するのはかなり稀と言われています。

大人の場合は症状が出たら自覚できますが、まだ聴覚が発達しきれていない小児は難聴が起きていても気づかない場合があります。

お子さんがおたふく風邪を発症した時は、耳がちゃんと聞こえているかどうか確認してあげることも重要です。

【おたふく風邪の合併症】精巣炎

小児の時期におたふく風邪に感染せず、思春期以降に感染した場合は10〜30%の割合で起こると言われています。

急激な精巣の痛みや腫れを伴い、倦怠感や発熱も出る場合もあります。

通常おたふく風邪による精巣炎は1週間程度で治まると言われていますが、長引くと精巣内の精子に影響が出て不妊症につながる可能性があります。

子供の頃おたふく風邪にかかっていない方や、予防接種を受けていない方は注意が必要です。

【おたふく風邪の合併症】卵巣炎

女性においては卵巣炎になる可能性があり、下腹部の痛みや不正出血、発熱を伴います。

炎症が悪化すると男性同様不妊症になるリスクがあり、確率は10%以下にとどまりますが注意が必要です。

また妊娠中におたふく風邪に感染すると、妊娠初期の場合流産の確率が高くなるため、妊娠中は予防接種ができないことも考えると感染には十分注意が必要です。

【おたふく風邪の検査】おたふく風邪の検査方法を知ろう!

【おたふく風邪の検査】おたふく風邪の検査方法を知ろう!

おたふく風邪は、学校安全保険法によって「第二種感染症」に指定されていて、発症後5日以上経過し症状が落ち着いかないと登校できないと決められています。

そのため、検査をして診断を受ける必要があります。

おたふく風邪は「抗体検査」によって診断できます。

体内に存在するIgM抗体とIgG抗体を調べ規定値以上が確認できた場合に感染が判定されます。通常採血してから1〜2週間ほどで時間がかかります。

また、抗体検査するにあたっては、費用は保険適用外になるので10割負担になります。

医療機関によって費用に差はありますが、5,000〜10,000円ほどで検査が可能です。

【おたふく風邪の対処方法】おたふく風邪の対処方法を知ろう!

おたふく風邪の対処方法を知ろう!

おたふく風邪に対する効果的な治療方法や、治療薬は残念ながら存在しません。

基本的には自然治癒による回復を待つしかありませんが場合によっては、発熱や嘔吐に対する薬を服用することもあります。

実際に薬局ではあまりおたふく風邪にかかって、来局される方は見たことがありません。

おたふく風邪の予防方法を知ろう!

おたふく風邪にかからないための2つの方法について紹介します。

【予防接種】
おたふく風邪は小児の発症率が圧倒的に高いため幼稚園や保育園、学校で流行すると感染が大規模に拡散する可能性があります。

そのため、予防策として予防接種を受けることが重要になります。

現在おたふく風邪の予防接種は任意接種となっていますが不明な点も多いので紹介します。

【予防接種の時期】

おたふく風邪の予防接種は2回接種することが推奨されています。

1回の接種で抗体ができない可能性があるためです。

1歳を超えたら接種できます。

集団生活を始める前の接種が推奨されているので、1歳を過ぎたら1回目を受けることが望ましいです。

1歳過ぎと小学校入学前」が理想的なタイミングになります。

【予防接種の費用】

予防接種にかかる費用は受ける医療機関によって差はありますが、おたふく風邪のワクチン自体が約4,000円〜7,000円ほどになります。

各自治体によっては助成金が出る場合もあるので、お住いの市町村の役所窓口に聞いてみましょう。

ちなみに保険は適用されないので自費での接種になります。

【予防接種後の反応】

おたふく風邪のワクチンは「生ワクチン」と言い、原因であるムンプスウイルスの毒性を弱めたものです。

毒性は弱めてはありますが体にとっては異物扱いのため、発熱や湿疹などの副反応が出る可能性もあります。

数日経つと回復はしますが、長引いてる場合は早めの受診が必要です。

【予防接種の注意点】

妊婦さんが予防接種を受ける場合はムンプスウイルスによる流産の可能性があります。

これから妊娠を望んでいる場合は予防接種から最低2ヶ月以上は時期をあけるよう注意しましょう。

【生活上の感染リスクを下げる】

おたふく感染は序盤で説明した通り、飛沫感染と接触感染によって人から人へ感染していきます。

唾液が飛ぶ原因のくしゃみや咳をしないように、または吸い込まないようにマスクをしたり手洗いをするなど心がけることで感染リスクを減らせます。

免疫力を保つという意味では日々の食生活もバランスよく、栄養価の高いものにして、十分な休息を取り健康的な生活を心がけましょう。

大人になってからおたふく風邪にかかると何が大変なの?

大人になってからおたふく風邪にかかると何が大変なの?

子供の頃におたふく風邪にかからなかった人や、今まで予防接種を受けなかった人は大人になってからおたふく風邪に感染するリスクがあります。

大人になってから感染すると、合併症の項で説明した精巣炎や卵巣炎になった結果不妊症になる可能性があります。

子供よりも大人の感染の方が重症化しやすいので、小さなお子さんをお持ちの方は十分な注意が必要です。

合併症のリスクもあるのでおたふく風邪の経験のない方は予防接種を受けられることをオススメします。

おたふく風邪になったら合併症に気をつけよう!

おたふく風邪になったら合併症に気をつけよう!
今回は、おたふく風邪の原因や、おたふく風邪が発症した時の正しい対処方法についてご紹介しました。

一見すると風邪と同じような症状のおたふく風邪ですが、腫れを伴わない場合もあるため自己判断が難しいこともあります。

ただ1度感染していたり予防接種で免疫がついていると2度と感染を起こさないため、未受診の方は予防接種を受けることが重要です。

自治体から助成金が出る場合もあるので参考にしてみてください。

  • おたふく風邪は一般的な風邪の症状と似ているが耳下腺や顎下腺の腫れで区別できる
  • 大人になってから感染すると重症化するリスクがあるので予防接種が大切です
  • 4000〜7000円ほどで予防接種を受けられる。自治体から助成金をもらえる場合もある
  • 子供は1歳から予防接種が可能。2回の接種が推奨されている

【風邪の食べ物】症状を和らげる食べ物と風邪の時は控えるべき物

風邪は、ウイルスによって引き起こされる病気です。

現在、風邪には特効薬はなく、風邪によって引き起こされる症状を和らげる薬だけがあります。

風邪を治すには、風邪をひいた自身の免疫力だけです。

免疫力を上げるには、栄養をしっかりと摂ることがとても大切です。

今回は、風邪をひいた時にオススメの食べ物や飲み物、風邪をひいている時は避けるべき食べ物についてご紹介します。

【風邪に効く食べ物】風邪を早く治すには免疫力を上げよう!

【風邪に効く食べ物】風邪を早く治すには免疫力を上げよう!

免疫とは、細菌やウイルスなどの病原体から身体を守るために、身体が備えている防御システムのことです。

免疫の働きを免疫力と言いますが、免疫力は体力が充実している時はしっかりと発揮されます。

ところが、疲れがたまったり、体調が悪くいなどが原因で体力が下がると、免疫力も下がってしまいます。

体調が悪い時に、風邪をひきやすくなるのはこのためです。

風邪をひいたら、風邪のウイルスをやっつけるのも免疫力の仕事なので、免疫力を高めるのが風邪を治すポイントになります。

【風邪に効く食べ物】免疫力アップに必要なのは体力の回復です!

免疫力を高めるには、体力を回復させる必要があります。

体力を回復させるためには、「身体を温める」「睡眠を取る」「安静にする」など身体を休めることが効果的です。

中でも注目して欲しいのが、栄養のある食べ物を摂るという栄養管理です。

風邪の症状はいろいろありますから、症状に応じて食べ物を工夫するのが、早く治すポイントとなります。

【風邪の食べ物】風邪の症状別にオススメ食べ物を知ろう!

【風邪の食べ物】風邪の症状別にオススメ食べ物を知ろう!

【風邪の食べ物】風邪のひき始めにオススメの食べ物

あなたの風邪は、のどから?それとも鼻から?

どちらの場合であっても、ひき始めに体力を回復させて、免疫力をアップさせることが大切です。

鍋には色々な食材をたくさん入れて作ると、栄養たっぷりです。
身体を温める効果も高く、野菜の繊維を柔らかくして、消化しやすくなるので胃腸にも優しい料理です。

出汁を使って雑炊にすれば、野菜からでた栄養素も無駄なく食べられます。

  • 味噌汁

味噌汁には、アミノ酸などの栄養素も含まれており、身体も温めてくれます。
味噌汁を作るのもしんどいという場合は、インスタントの味噌汁でも大丈夫です。

野菜たっぷりのインスタント味噌汁なら、手軽に野菜もとれるのでオススメです。

【風邪の食べ物】喉が痛いときにオススメの食べ物

【風邪の食べ物】喉が痛いときにオススメの食べ物
風邪のウイルスによって喉が傷ついている時は、喉の痛みを感じます。

そんな時に喉の痛みを癒してくれるオススメの食べ物を紹介します。

  • しょうが

しょうがには、ジンゲロールや、ショーガオールという抗菌作用のある成分が入っています。
この働きで、喉のウイルスを防ぎます。

また、しょうがは身体を温めてくれるのでオススメです。

  • レンコン

レンコンには、ビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCには、免疫力をアップさせる働きがあるので、風邪の時には最適です。

また、ムチンという成分には、喉の粘膜の炎症をおさえる働きもあります。

  • ゆず

ゆずにも、ビタミンCがたくさん入っています。

保湿効果や、粘膜の保護効果もあるので喉の痛みにはオススメでね。

  • きんかん

きんかんには、ヘスペリジンという喉の炎症を鎮めてくれる成分<が入っています。
それだけでなく、ビタミンCも多く含まれています。

梨はソルビットールという喉の炎症をおさえる成分が含まれています。

ビタミンもたくさん含まれており、水分も多く脱水予防の効果もあり風邪の時に最適ですね。

  • プリンまたは、ゼリー

喉の痛みが強く飲み込みにくいような時は、軟らかく喉の通りがよいプリンやゼリーがいいでしょう。

冷やしておけば、ひんやりとして食べやすく、気持ちもいいです。
フルーツ入りのゼリーなら、ビタミンを摂れます。

プリンはカロリーが高いので、風邪で弱った体力の回復に役立ちます。

喉の痛みで飲み込みが難しい時は、経口補水液やスポーツドリンクばかりだと、飽きてしまい精神的にもよくありません。
気持ちを入れ替える意味でもプリンや、ゼリーがオススメです。

【風邪の食べ物】鼻水が出るときにオススメの食べ物

【風邪の食べ物】鼻水が出るときにオススメの食べ物
風邪をひいた時に、鼻水がたくさん出るのは風邪のウイルスが鼻の粘膜に感染したことが原因です。

もちろん、白血球などの免疫細胞も集まってきますが、このウイルスを洗い流すために鼻水をたくさん出したり、吹き飛ばすためにくしゃみが出たりします。

鼻水がたくさん出て困っている時は、鼻の炎症を和らげる効果のある食べ物がオススメです。

  • ネギ

ネギには、アリシンという抗菌作用のある成分が入っています。
また、ネギオールという炎症を和らげる効果のある成分もあります。

ウイルスをおさえて、炎症も緩和してくれるので、鼻風邪の時にはぴったりです。

  • しょうが

しょうがに含まれているショーガオールなどの抗菌成分で、免疫力を高め、鼻に入った風邪ウイルスをおさえこみましょう。

  • 黒豆

鼻水がひどくなると、鼻から喉に向かって流れていく後鼻漏(こうびろう)をいう状態になります。
後鼻漏になると、痰が出やすくなります。

黒豆には、アントシアニンという去痰効果(痰を出にくくする)成分が入っています。

鼻水がたくさん出て、喉に流れていくようなら、黒豆がおすすめですね。

  • たまねぎ

たまねぎには、ケルセチンというアレルギーを抑える効果のある成分や、硫化アリルという新陳代謝を高めて、免疫力をアップさせる成分が含まれています。

春ごろに出荷される新玉なら、生で食べても苦味がなく美味しいのでオススメです。

  • レンコン

レンコンのムチンは、鼻の粘膜の炎症緩和にも効果的です。

ビタミンCの効果も期待できますから、ぜひ食べて欲しい食材です。

【風邪の食べ物】せきが出るときにオススメの食べ物

【風邪の食べ物】せきが出るときにオススメの食べ物
風邪をひいた時にせきが出るのは、肺や気管などの呼吸に関係する臓器に入ったウイルスを排除しようとするからです。

ウイルスが呼吸に関係する臓器の表面に付着したことをセンサーが感知し、脳からせきをするように指示が出るという仕組みです。

また、痰(たん)は喉の表面についたウイルスを粘液が絡め取ったものです。
風邪の時に痰が出やすくなるのは、ウイルスの侵入を防ごうとしているからです。

痰を排出するには、せきが一番なので、痰がたまると咳も出やすくなるわけです

  • きんかん

きんかんには、喉の炎症緩和効果があり、せきが出にくくなる効果が期待できます。

  • ハチミツ

ハチミツには抗菌作用や保湿作用があります。

お口が乾燥するとせきが出やすくなり、喉の通りも悪くなるため、抗菌効果もあるハチミツは咳を抑えるのにおすすめの食材です。

きんかんとハチミツの組み合わせて食べると甘くておいしいですよ。

  • 黒豆

黒豆には、前述したようにタンを取り除く去痰効果があります。

せきと痰が出るような場合は、黒豆を食べるのもいいですね。

  • ダイコン

ダイコンに含まれているアリルイソチオシアネートという成分には、炎症を抑える働きがあります。

のどや気管の炎症を緩和して、せきを出にくくする効果が期待できますね。

梨には、喉の炎症を緩和する成分が入っています。

しかも、水分が豊富で喉を潤してくれますから、乾燥によるせきを防ぐ効果も期待できます。

【風邪の食べ物】熱が出る時ときにオススメの食べ物

【風邪の食べ物】熱が出る時ときにオススメの食べ物
風邪を引くと、熱が出やすくなります。
これは、身体が体温を上げることで、風邪の原因であるウイルスを退治しようとするからです。

熱が高い時は、汗をかきやすく、身体から水分がたくさん出ていくため、特に注意したいのが脱水に陥ることです。

身体から水分が失われると、軽度なうちはめまいやふらつき程度ですみますが、脱水が進むと、嘔吐や頭痛、そして意識が朦朧とし、けいれんを起こすようなこともあります。

そのまま放置していると、体温が下がらなくなり、生命の危険性さえ生じます。
脱水は、とても危険なことなのです。

そこで脱水状態に陥らないようにするためにも熱が出た時には、おかゆや雑炊など水分をたくさん含んでいる上に、消化しやすい食べ物がおすすめです。

【風邪の食べ物】下痢や嘔吐をしているときにオススメの食べ物

【風邪の食べ物】下痢や嘔吐をしているときにオススメの食べ物
下痢や嘔吐をすると、身体からたくさんの水分と生きていく上で欠かせないミネラルが失われます。

発熱の時と同じく、やはり脱水に注意が必要となってきます。

そこで胃腸にも優しく、消化吸収しやすい、水分の多いおかゆや雑炊がオススメです。

【風邪の飲み物】風邪の症状別にオススメの飲み物を知ろう!

風邪の飲み物】風邪の症状別にオススメの飲み物を知ろう!

【風邪の飲み物】喉が痛いときにオススメの飲み物

温かいハーブティーや生姜湯がおすすめです。
身体を温めると同時に、喉の炎症を抑える効果があるからです。

ハーブティーの種類としては、カモミールやユーカリがいいでしょう。

心を落ち着かせ、ストレスを緩和する効果もありますから、一石二鳥です。
緑茶に含まれているカテキンには抗菌効果があるので、緑茶を飲むのもいいですね。

【風邪の飲み物】鼻水が出るときにオススメの飲み物

【風邪の飲み物】鼻水が出るときにオススメの飲み物
鼻水が出て辛い時、ゆず茶がおすすめです。
ビタミンCもたくさん入っていますし、鼻の粘膜の炎症を抑え、鼻水や鼻づまりを緩和する効果があります。

また、カモミールのハーブティーには、鼻の炎症を抑える効果もありますので、おすすめです。

飲みにくいという方は、カモミールティーの湯気を鼻から吸ってみるだけでも、鼻が通りやすくなるのでお試しください。

【風邪の飲み物】せきが出るときにオススメの飲み物

【風邪の飲み物】せきが出るときにオススメの飲み

せきが辛い時、おすすめなのが、ハチミツと紅茶の組み合わせです。
ハチミツには、抗菌作用と保湿作用があります。

せきのもととなる喉の炎症を鎮めてくれます。

もちろん、ビタミンも豊富に含まれており、栄養の面からも風邪にとてもおすすめです。

温かい紅茶で身体を温め、水分も補給しつつ、紅茶に入れたハチミツの効果で喉の炎症を抑えましょう。
また、喉が痛む時と同じく緑茶を飲むのもいいですね。

【風邪の飲み物】熱が出ているときにオススメの飲み物

【風邪の飲み物】熱が出ているときにオススメの飲み物
発熱している時におすすめなのは、経口補水液です。
経口補水液は、水分だけでなく、ミネラル成分も補えるように作られた飲み物です。

スポーツドリンクと比べると、ナトリウムというミネラル成分は多めに、反対に当分は少し少なめになっています。

経口補水液は、小腸で吸収するのに最適な組成となっているので、水分補給の効果が高いです。

経口補水液が手に入らない場合は、スポーツドリンクもいいでしょう。

【風邪の飲み物】嘔吐や下痢をしているときにオススメの飲み物

【風邪の飲み物】嘔吐や下痢をしているときにオススメの飲み物

嘔吐や下痢をしている時は、水分だけでなく、ミネラル成分のバランスも崩れる危険性が高いです。

そこで、経口補水液を使って、ミネラル成分のバランスを整えるようにしましょう。

【風邪の食べ物】風邪のときは食べない方がいい食べ物と飲み物

【風邪の食べ物】風邪のときは食べない方がいい食べ物と飲み物

【風邪の食べ物】脂っこいものや揚げは控えよう!

脂っこい食べ物は、胃腸にとても大きな負担をかけます。

体調が悪い時に揚げ物を食べると、吐き気がするのは、胃腸への負担が大きいのがその理由です。

しかも、普通の食事よりも消化にかかる時間も長くなります。
風邪をひいている間は、控えるようにしましょう。

風邪の食べ物】辛いものは控えましょう!

風邪の食べ物】辛いものは控えましょう!
辛いカレーやお鍋を食べたら、鼻水が出たことありませんか?

辛い食事の辛味の素は、カプサイシンという成分ですが、これは鼻を刺激しやすい特性を持っています。

鼻水が余計に出やすくなるので、辛い食べ物はやめておいた方がいいでしょう。

【風邪の飲み物】ダイエット飲料は控えよう!

【風邪の飲み物】ダイエット飲料は控えよう!
カロリーゼロのダイエット系飲料は、風邪の時は避けましょう。

ダイエット系飲料は、砂糖ではなく人工的に作られた甘味成分でカロリーを抑えています。

人工的な甘味成分を人工甘味料と言いますが、人工甘味料の多くは、消化しにくい特性を持っています。

風邪で胃腸が弱っている時に、胃腸に大きな負担をかけてしまうので、胃痛や下痢を引き起こすリスクがあります。
ダイエット系飲料は避けてください。

【風邪の飲み物】コーヒーは控えましょう!

【風邪の飲み物】コーヒーは控えましょう!
コーヒーに含まれているカフェインが理由です。
カフェインには、利尿作用というおしっこを出やすくする働きがあります。

風邪をひいて、汗をたくさんかいて身体から水分が失われている時に、利尿作用が加わると、身体から水分が余計に失われてしまいます。

また、カフェインには覚醒作用があります。
身体を休めなければならない時に、コーヒーを飲むと目が覚めて眠りにくくなってしまいます。

その他、胃腸を刺激する作用もあり、コーヒーは風邪の時は避けた方がいいでしょう。

【風邪の飲み物】アルコールは控えましょう!

【風邪の飲み物】アルコールは控えましょう!
アルコールにはコーヒーと同じく利尿作用があります。

しかも、体内に入ったアルコールを分解する過程で水分を消費しますので、さらに身体から水分が抜け脱水状態になります。
風邪をひいている間のアルコールは、やめてください。

風邪を早く治すには、食べ物の栄養が強い味方です!

風邪を早く治すには、食べ物の栄養が強い味方です!
今回は、風邪をひいた時にオススメの食べ物や飲み物、風邪をひいている時は避けるべき食べ物についてご紹介しました。

  • のど、鼻水、せき、熱などの症状に応じて栄養のある食べ物を選ぶ
  • 飲み物はハーブティー、生姜湯、ハチミツ入り紅茶、そして経口補水液やスポーツドリンクがオススメ
  • 風邪の時に控えるべき食べ物と飲み物は、揚げ物、辛いもの、ダイエット飲料、コーヒー、アルコール

それぞれの食材を単独で食べるのではなく、いくつか組み合わせてお料理するのがポイントです。

そして、控えた方が良い食べ物として紹介した物は、消化に悪く胃腸に負担をかけてしまったり、利尿作用で身体から水分を失わせてしまったりと、体力を低下させてしまうリスクが高いので、なるべく風邪を引いている時は我慢しましょう。

今回の記事をご参考に、風邪の時は免疫力を高め早めに治しましょう!

「IFMC.(イフミック)」が特許を取得しました

平成30年8月28日から特許出願しておりました、IFMC.(イフミック)技術について特許を取得いたしました。

IFMC.は世界を変える技術であると私達は確信しています。

今後も、「ミネラル」の可能性を、人に、社会に。 を掲げ、より多くの人達にIFMC.を実感頂けるようさらなる研究を進めていきます。

登録日:令和元年7月19日

IFMC.講演会がベースボール・マガジン社の記事で紹介されました!

2019年7月29日に東京都市大学にて、東京都市大学総合研究所 ミネラル結晶体研究センターのセンター長を務める平田孝道教授と、福島大学陸上競技部の川本和久監督によるIFMC.講演会がありました。

その講演会の内容がベースボール・マガジン社のWEB記事で配信されました!

イフミックの効果や実験結果を分かりやすくまとめてくださっています。

 

ベースボール・マガジン社『「血流が促進され、運動能力がアップ」集積機能性ミネラル結晶体IFMC.のスポーツにおける可能性』➡https://www.bbm-japan.com/soccerclinic/17291418

【風邪の頭痛】痛い…風邪の頭痛原因や痛みを和らげる方法を知ろう!

風邪は一番身近で、年間を通じてかかりやすい病気の一つです。

1年に「何回も風邪をひく」「決まった時期に体調を崩す」という方も多いのではないでしょうか?

風邪の原因のほとんどはウイルス感染によるもので、症状は頭痛、鼻水、鼻づまり、のどや関節の痛み、発熱、せき、たんなどが挙げられます。

風邪の症状が軽い場合は2〜3日、長くても1週間程度で治ります。

風邪の症状を対処しないまま放置しておくと、病気の進行により症状が悪化してしまうこともあります。

長引いてしまうと、学校や仕事を休まなければいけなくなり。
肺炎など深刻な合併症をひき起こすこともあるため注意が必要です。

今回は、風邪の頭痛の原因や、頭痛を対処する方法や、頭痛が長引いたら風邪以外も考えられることについてご紹介します。
Continue reading “【風邪の頭痛】痛い…風邪の頭痛原因や痛みを和らげる方法を知ろう!”

ベースボールマガジン社(WEB)にIFMC.についての記事が掲載されました!

ベースボールマガジン社(WEB)に

「血流が促進され、運動能力がアップ」
集積機能性ミネラル結晶体IFMC.のスポーツにおける可能性

という記事が掲載されました。

記事URL⇒https://www.bbm-japan.com/soccerclinic/17291418?fbclid=IwAR0BEKGCrxiawxbb6Zi6ms8FRm51mtyWtRE1rP14Hqtq1TgeGuwO0mutd7A

IFMC.⇒https://ifmc.jp/